0315 “限りある時間の使い方” - 人生には今しかない
読書感想。
to ライトに感想を共感したい方
★★★★★
効率追求や生産性向上を目的として記す本は多い。この本は、そういったビジネス書というより、個人的には時間の概念、人生の概念を見つめ直す哲学書的な立ち位置。難しくはないです。
”人生には今しかない”に共感
今しかないのに、— 僕たちは、”今”という時間を未来のゴールに辿り着くための手段に変えてしまった— と筆者。共感。漠然とした”いつかくる未来”に、なんとなく視点を合わせようとしすぎてしまう。
明日の仕事を準備すること、夕食の献立を考えること等、日常のなかで準備、または、目標の記録や成果をうむためにアスリートが練習にはげむこと— この未来への行動は否定できるものではない。
ここで言う”今”と”未来”の悲しい関係性は少し異なる。いつまでたっても訪れない朧げな人生の到達点たちのために、”今”の時間を犠牲にしている。
”今”という時間を実感しながら、向き合えていないことが多いということ。
ここに、自分の思い癖に対する変化へのヒントがあると思いました。良い本でした。
その他ささった言葉
- なぜやりたいことをやりたくないのか
- 楽しみにしていたことが楽しくない理由
-1日の困難は1日分あれば充分
- なぜ現代人は本が読めないのか
-チャンスを逃すことは当たり前の現実だ。そうでなければ、そもそも決断に価値はない
-“失う不安”のかわりに、”捨てる喜び”を
- なぜ現代人は本が読めないのか
- 長い目で見れば、僕たちはみんな死んでいる
-宇宙的無意味療法
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