見出し画像

0328 “時間最短化、成果最大化の法則”-思考アルゴリズムを問う

読書感想文。★★★⭐︎⭐︎

北の達人コーポレーション代表取締役社長の木下勝寿さんの著書。YouTube内PIVOT公式チャンネルの動画より、この本を知る。

思考アルゴリズムについての具体的事例も書かれていて読みやすい。読んでいる期間は、影響を受け、自分の行動が変化した瞬間がいくつかあった。本による行動変化に気づくことは、本を読む醍醐味のひとつ。

思考アルゴリズムとは?

同様のテーマの書籍をいくつか読んできた。この本の着眼点は面白い。人の行動原理につながる考え方や思い癖を、思考アルゴリズムと称す。一流、二流、三流との人付き合いについて、OSに例えている。プログラミングをかじると、人間の脳内活動についての、このたとえがとても腹落ちする。

それは、自分を客観視するときと、周囲の相手の思考をつかむときにも、キャッチしやすい。人は人とコミュニケーションをしながら、物事を前に進める。コミュニケーションの根幹は、それぞれの思考原理と行動原理から。個人的には、その違いを観察して対応していくことが、興味深くもあり、面白くもある。

ピッパの法則とは?

“ピッっと思いついたらパッとやる” - キャッチーなネーミングとこの思考アルゴリズムに惹かれた。20代、30代を振り返ると”後回し”にして”タスク管理”する時間を無駄に長くとっていた効率の悪い働き方をしていた。”すぐに動く”ことの重要さは頭で理解していた。この本で改めて、この思考アルゴリズムに腹落ち。ことあるごとに思い出し、自分の行動変化を促してくれている。

他ささった言葉

・他人にはできないことのひとつ=面倒くさいこと
・後でやろうとすると記憶が薄れ、アイドルタイムが発生し、精度も下がる
・メモ=1時間後の自分への貴重なメッセージ
・戦略=戦いを略す=不確実な部分を略すこと
・”昨日の続き”は”作業”であって”仕事”ではない

※ 既知の内容の再確認要素もあったため★3としている。

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?