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石鎚山

鄙びた石鎚山温泉宿
参道
山麓下谷駅
ロープウェイ
山麓下谷駅から成就駅までの眺望
ロープウェイからの眺望
山頂成就駅
山頂成就駅からの眺望
山本さんの法螺貝演奏


2024年3月9日初来訪
石鎚という銘酒を育む石鎚山に訪れたいという気持ちから、松山市から1時間以上車を走らす。麓に近づく頃には軽い雨が雪に変わっている。

有料駐車場のおじさんが山頂は雪が凄いけど、行ってみちゅうがって…周りの車はまばら、観光地として寂れまくってるが、ここまで来てすごすごと帰るワケない。

昔は賑やかであっただろう参道を進むとロープウェイ乗り場が見えてきた。女人禁制だった石鎚山もいまやマレーシアからの若い女性グループも訪れることが出来る。

ロープウェイは往復で2200円と結構なお値段。標高455mの山麓下谷駅から急勾配を結構なスピードで登るのだが、標高1300mの山頂成就駅まで到着まで8分も掛かる。

山頂成就駅は一面雪景色となっており、ハイキングして30分ほどで行けるであろう成就社には辿りつけそうもない。なぜなら気温はマイナス6度…身体の芯から冷えまくる。
寒すぎて、登ってきたロープウェイに飛び乗る。滞在時間なんと10分。

出発まで待っていると郵便局職員が乗り込んできた。石鎚山には神社のほか、宿泊施設があり、ほぼ毎日郵便配達してるという。お姿を拝見するとその身には立派な法螺貝を携えている。法螺貝の音色は2km先まで聞こえ、個体に寄って変わるため、石鎚山に誰が来たのか分かるように吹きあって会話する習わしらしい。

山麓下谷駅に到着したら、法螺貝を聞かせてくれるって言う。法螺貝はあの戦さの音色だけかと思ってだけど、下から上まで結構な音域が出るし、トランペットみたいやったなぁ。全て口の形で調整するらしい。

余りにも貴重な経験だったから、お名前を聞いたら、名刺まで頂きました。なんかイベントあったら、法螺貝吹いて貰うとイイかも。従兄弟に4月の新店舗オープンに呼んだら良いと言っておいた。こうした出会いは旅の醍醐味だわな😊山本さん、ありがとうございました〜

この後に立ち寄った蕎麦屋で従兄弟は二度吐き、私も鼻水が止まらなくなるなど、霊山と崇められていた石鎚山のパワーを体感することになる。私の場合はただの花粉症が発症しただけだったが、あまりの身体の寒さにこの時には知る由もなかった🤧🤧🤧

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