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海宿 千年松

外観
宿から拡がる内海
客室からの眺望
お食事処
お品書き
いぎす豆腐と海鼠の酢の物
来島産 海の幸造りと伊勢海老のお造り
眼張の煮付け
蒸し渡り蟹
活車海老
名物 炮烙焼
蛸の唐揚
赤貝のお造り
車海老のお頭揚げ
釜炊き鯛飯と伊勢海老の味噌汁
満天の湯 入り口
満天の湯 露天風呂
朝ご飯

2020年3月25日初来訪。
コロナの被害が全国に拡がり、移動が制限されそうな気配を察知して、従兄弟と駆け込み旅行を計画。案の定、4月7日に緊急事態宣言がなされて、しばらく移動が出来なくなったのである。何事も本当にタイミングが大事。
几帳面な従兄弟が旅行を全てスケジュールした上で、高知龍馬空港に車でお出迎え。明日は出雲大社にお参りしてからの蟹旅館に泊まる計画だが、その前に美味しいものを食べようと〜
本日は美しい景色のしまなみ海道を通り、瀬戸内海の大島にある千年松へ。内海は非常に穏やかで美しい眺め。高知から車で1時間程度なので、従兄弟はちょくちょく家族とランチに来ているという。
内海で取れる魚が絶品だという。
宿に到着して、2階のお部屋で少し寛いだあと、1階にあるお食事処の個室に移動。
まずはビールから始める。
先付け二種は直後に運ばれてきた大量のお造りで最早、味は覚えていない。お造りは全て本日、目の前の内海で揚がった魚介類で漁師さんから買い付けているという。
確かに採れたてのお魚だけあって、ヒラメや鯛とイサキ?、蛸のお造りはゴリゴリするほどの食感。伊勢海老がとても柔らかく感じる。右下のつぶつぶしてるのは伊勢海老の卵だっけ?しかし、2人組なのにこの量はあり得ないやろ〜笑
続いての眼張の煮付けは甘じょっぱくて、酒が進む。地元のお酒の三種飲み比べがすぐになくなる。
蒸し渡り蟹は卵が濃厚で絶品だが、身はほじくるのが面倒なので、ほとんど従兄弟に任せた。
オプションで頼んだ活車海老はぴちぴちと跳ねるぐらいの鮮度のものを自分の手で頭を折って〆る。なかなか上手くいかず、案の定、手を怪我したが、ほんのりとした甘味感じるプリっとした食感は格別やった。
名物の炮烙焼きは鯛、車海老、鶏の卵をじっくり蒸し焼きにしたもの。鯛の上品な味を感じられ、日本人で良かったと思う。
蛸の唐揚げは先ほどのお造りと違って身が柔らかくなり、旨味の強さを感じられる一品。蛸も食べるエサが美味いと美味くなるので、場所によって味が全然違うと実感。
赤貝好きなので、オプションでお造りを頼んだのだが、今日のは小さいから、100円でいいですって言われて驚いた。身は小さくてもしっかり海の味がしましたよ〜
車海老のお頭揚げは先ほどの活造りで残したもの。濃厚な海老味噌
にまたまた酒が進む。
最後の〆は鯛飯と伊勢海老の味噌汁。釜で炊き上げた鯛飯は至福の一品。お櫃で供されたが、もはやお代わりは出来るはずもなく、残りはおにぎりにしてもらった〜
お腹いっぱい、ほろ酔いで軽く横になった後に満天の湯へ。周りは明かりが少ないから、星が綺麗で瀬戸内の海を望みながら、ゆっくりと温泉に入れて、心と身体は大満足。
昨日の夜にあんなに食べたのに朝食は美味すぎて、お代わりしまくった。釜炊きのご飯に宿で飼っているニワトリの卵、新鮮な野菜、鰯の干物、煮物にお漬物とくれば、ご飯が足らなくなる。嗚呼、本当に生きてて良かった〜
周りには何もないので、夜遊びはないけれど、この宿は日本一ですので、生きてるうちに行った方がいいと皆さんに強くお勧めしたい〜笑

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