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「サンクコスト」の判断って難しいなー

先週念願だった 「やめる」という選択 澤円 著

を読みました。

私の大好きなVoicyのパーソナリティの方で、
(本職は当然パーソナリティでは無いですが…)

どこか毒がありつつも気持ちよく論理的な話を

前向きに展開してくれる方です。

(7月末の発売だったので、先週届きました…)


内容は… 「自分のやりたい事、つまり幸せになるために

やるべき事」をやるために、今まで行ってきた習慣や

選択を見直すことを、人生のサンクコスト
(埋没コストとも読ばれ、回収できなくなった投資の事
これをもったいないからという理由で継続してしまう…)

を主眼に置いて柔らかに提案してくれる

という感じです。


私も生活をしていく中で2点ほど気になっていた

ことがあり、これを参考に

見直していこうと考えています。


仕事の付き合い

私は営業職なので、飲み会やゴルフといった

よくある本当に不必要な(全てでは無いですが…)

付き合いがあります。

これらは断ることは任意ですし、昨今では

幸いそれほど強制力が無いように感じます。


ですが、「仕事のフリをした業務に関係ない事」

というのを頼まれる事って結構あるんです。

例えば私で言うと、客先からの提案書の補助書き

とか、ウチが受注できないこと確定の相見積

とかです。


極論、「こっちも忙しいから自分でやってくれ」

なのですが、これまでの信頼関係が

どーのこーの… 判断は難しいですが、

上手く断るスキルを身に着けたいです。


(子どもの)教育

現在妻が育児休暇中で、多少時間に余裕がある事

もあり、娘は色々と習い事をしています。

ただ先日、プールだけは苦手らしく、

行きたくないという話をされました。


何となく、今まで(半年ほど)やっていたので

もったいない気がしてしまうのです。


結果やめることになったのですが、

プールに限らず、「今まで」「せっかく」「もったいない」

この辺りの感情はもしかすると子供の健全な成長を

妨げることになるかもしれません。


以上です。


しかし、上記のこどもの習い事然りなのですが、

この判断、後になってみないとわからないという

希望も含んでいるかと思います。


私は16歳の時に、周りの友達の影響でスケートボードを

買いました。今も値段はあまり変わらないのですが、

デッキ(板)が10000円くらい、トラック(下の金具)と

ウィールがそれぞれ6000円くらい、ベアリングが3000~5000円

で、大体総額30000円くらいするんです。


友人は簡単そうに乗っていたので自分も、と思って

乗ったところ、初めから派手に板が前に飛んで

コケてしまい、そのまま家に帰りました。


買ったけど、もう一生乗らん と。


ですが、1週間ほどしてから、

やっぱりもったいないしな~と

ぼちぼち練習し始めました。


で、それから20年近くずっと

スケートボードを楽しいでいる自分がいます。


高校生の時のサンクコスト効果が無ければ、

私の人生は少し味気なかったのかな~。



 








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