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打たれて感謝、感激、雨、霰

こんな日は古傷が痛む……

古傷なんて無いのですが、ちょっと言ってみたいセリフだったので、つい。腰は痛いです。毎日。これは雨もあられも関係なく、ただの加齢かと。

昨日も今日も雨です。雨、雨、雨でございます。いつのまにか、すっかり梅雨っぽくなってきました。昨夜は少し寝苦しく、体調不良になりそうな予感満載です。

梅雨になると気になるのが剣道具の湿り具合ではないでしょうか。干しておいても全く乾く気配がありません。面紐が強く引っ張れなくて困っていませんか?交差する手前から引っ張るようにしていますが、それでもなかなか上手く引っ張れません。

こんな天気の日は稽古も憂鬱ですね。私の場合、わざわざ打たれに行くようなものですから……

しかし、剣道は打たれて強くなるって信じているので、これからも打たれまくろうと思っています。はじめの一歩のように、打たれ過ぎて引退の可能性もありますが、引退してもトレーナー編が始まるので問題ありません。

打って反省、打たれて感謝

「打って反省、打たれて感謝」
あなたは何度もその言葉を聞いたのではないでしょうか。

初めて聞いたときは「えっ?どMの集まりなの?」と思ったかもしれません。しかし、それは間違いです。いや、あながち間違いとも言い切れませんが。

打った側が正しく打てたか否かを反省するのはわかります。では、打たれた側はどうでしょうか。

基本的に打たれたい人も少ないと思います。また、純粋に打たれて感謝する人なんて考えられません。しかし、剣道は打たれたことで、自分の隙に気づかせてくれたという意味で感謝すべきなのです。

打たれることで強くなる。だからもっともっと打たれましょう!

とはいうものの、中には打たれて文句を言ってくる人もいます。「そんな打ち方はアカン!」と。私が考えるに、どんな打ち方でも、打たれたらアカンのです。感謝しなはれや。

打たれるということは、必ず打たれる原因があったということ。だから、その原因を追究する機会を与えていただいたことに感謝すべきなのです。横から打たれても文句言うたらアカン!感謝、感謝やで~!

考えてみてください。もしそれが試合だったら、横から打たれていても負けてしまうかもしれません。審判に文句を言っても覆ることはないのです。だから、そのくらいの緊張感が必要だと思っています。

打たれることは相手の心を動かすこと

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