「ふぞろいの林檎たち」

Vl まで続く人気作品、「北の国から」に並んで本作のファンも多いのでは？林檎たちはわたしよりもいくつか上、もしかしたら十前後上の人たちで、中学生、高校生の頃に、このドラマをリアルタイムで見ていた時には大学生は楽しそうに見えましたが、働き始めた彼ら彼女らを見て働き出すのが憂鬱になりました。嫌味、罵声、それを受ける西寺実の屈辱は痛々しいほど、仲手川良雄も似たようなものでしたが、学生時代が楽しそうだっただけに、尚更、それらの場面が印象に残っています。楽しそうだった大学生時代、でも、改めて、思い返すとため息ばかりついていた林檎たちでした。このドラマの背景にあるのは容姿や学歴、そのコンプレックス、それに加えて、周囲の人たち、家族も様々な悩みを抱えていました。仲手川の母の振る舞いに嫁ぐことに対して不安を抱いた異性も多かったのではないでしょうか？その後の林檎たち、その周囲の人たちがどのようになったか気になりますが、ある映画では時任三郎と仲井貴一が共演していましたが、まるで、岩田と仲手川みたいでした。また、あるドラマでは時任三郎と手塚里美が夫婦役で共演していました。結局、「ふぞろいの林檎たち」では結ばれなかった二人でしたが、先の時任三郎と仲井貴一の共演も合わせて、なんだか、嬉しかったです。