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「学校リスク論」を受講して

この講義の目的は、学校管理下のリスクを幅広く「見える化」し、そのリスク管理のあり方を検討することです。講義は次の2つの観点から特徴づけられます。第一に、自然科学と社会科学の両者の考え方を柔軟に取り入れていきます。教育学に加えて、安全工学・スポーツ科学・法律学等の知見を活用して、学校の安全を追求していきます。第二に、生徒だけではなく教師のリスクにも着目します。教師が健全であってはじめて子どもを守ることができるという考え方です。このようにさまざまな角度から学校管理下のリスクを直視し、課題の解決を模索します。(シラバスより)

放送大学に「学校リスク論」という科目があり、シラバスを見てて非常に興味深かったので受講しました。そして最近、最終試験を終え、無事パスしました。

受講開始したときにツイートしていました。


目次

1章  「学校リスク」を俯瞰する
2章  傷害予防の科学
3章  データを活用した学校における傷害予防の実践
4章  持続的に傷害予防を行う方法
5章  スポーツ科学とコーチング
6章  熱中症と脳振盪の予防
7章  応急処置の留意点
8章  子どもの問題行動といじめ
9章  不登校・非行の原因と支援の2つの立場
10章 貧困問題から考える 問題行動への向き合い方
11章 学校リスクと法律・判例
12章 児童生徒のリスクと法的分析
13章 教員のリスクと法的分析
14章 制度設計なき部活動の現状と課題
15章 学校の働き方改革

学校現場に関わる方々向けにつくれらていると思いますが、学生のスポーツ現場で働くトレーナーやS&Cコーチが「学校」では何が起こっているのか/起こる可能性かあるのか、など「学校」の全体像を把握するためには非常に学びが多い内容だと思いました。(もちろんこれが全てではないでしょうけど)

1つ1つの章をさらに深堀りした(特に8~15章)科目が登場するのを期待しています。「学校リスク論Ⅱ」みたいなのが登場した際には受講したいと思います。

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