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下ネタ連載作家が、結婚相手の両親に挨拶に行くとこうなる【結婚裏話】

結婚した。


…っていうか、婚姻届はまだ出してないので「結婚する」の方が正しい。「婚姻届はこれから出します」の一文を添えようと思ったのだが、140文字を超えてしまうので諦めた。インターネット芸人なので、発言が常にプラットフォームの仕様に振り回されている。


とにかく、結婚するのである。これはサプライズ的に発表したかったので、先日行なった「ゆる学徒フェス」なるイベントの中で報告した。(インターネット芸人なので、結婚の報告もイベントの日程に振り回されている)


「頑なに話してこなかった秘密の話」というタイトルで、今まで一切話題に上げてこなかった恋人の話と結婚の話をした。半年前から「結婚発表するなら年末のライブ配信だなぁ」と思っていたので、実行できて満足である。ご祝儀スパチャが15万円ぐらい集まってありがたかった。祝ってくださった皆さま、ありがとうございます。

なお、尺の問題で話せなかったことがある。それは、先方のご両親に挨拶に行ったときの話である。「インテリ悪口本」だの「ビジネス書を100冊読んで茶化す本」だのワケの分からない本ばかり書いている作家・YouTuberが結婚の挨拶に行くと何が起こるのか。貴重な経験を得られたので、今日はそのレポートを書いてみる。お付き合いください。

途中から有料になるが、そこそこ珍しい体験談なので、気になる方は課金して読んでほしい。単品購入(300円)よりも、定期購読(500円/月)がオススメ。いつ入っても当月に書かれた記事は全部読める。12月は4本更新なので、バラバラに買うより2.4倍オトク。普段有料マガジンを読んでない人も、ぜひご祝儀代わりに課金して読んでもらえれば幸いだ。

※なお、ライブ配信でも言ったのだけれど、婚約者の特定は望んでいないので、そちらについての調査・言及はやめてほしい。


両親に挨拶に行く

彼女のご両親に挨拶に行った。「結婚させてください」と言いに行くの、ドラマやコントならよく見るシチュエーションだけれど、自分の身に降りかかるとは思わなかった。

彼女のお父さんは某出版社の編集者である。つくづく、出版業界に縁があるな、と思った。気づけば会食の相手は、編集者ばかりになっている。

「最近はYouTuberの収入の方が多いんですけど、一応僕も作家をやってます」と説明すると、「どんな本出したの?」と聞かれる。

聞かれると思っていたので、「あ、1冊持ってきたので差し上げます。こういう本を出してます」と、堂々と渡した。こういうときにオドオドしたら負けである。強気でいかなければならない。たとえ手持ちの本が『教養悪口本』なるジョーク本だったとしても

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