TouchDesignerを使った測域センサーによるタッチ検出

会社にプロジェクター4台を使って投影しているフロアがあり、そのフロアの映像をタッチ化したいと考えている。

そこで目をつけたのが、TouchDesignerがサポートしている北陽電機の測域センサー。
センサーから270度、20メートルの範囲を計測可能な、コンパクトながらもパワフルなセンサーだ。

北陽電機の測域センサーを接続して、TouchDesignerを起動すれば、Hokuyo CHOPというオペレーターでエリア内にある要素のradiusとdegreeのリストが取れる。

今回の目的は壁のタッチ化なので、180度分だけを使用し、センサーから一定距離にある座標を検知するプログラムをTouchDesignerのみで実装した。

この映像は、そのプロトタイプとして制作したもの。

来年はこのプロトタイプを発展させて、4面すべてをタッチ化していきたい。

このプロトタイプを作るにあたって、センサー周りにはそれなりに検証が必要だったものの、表現の実装は30分かからなかった。理由はVJ用にストックしていた音に反応するエンジンをタッチセンサーの値に置き換えて微調整しただけだから。

あらためて、VJでの経験は他でも活きるなと実感。

2019年もVJでガンガン実験し、領域を拡張していこうと思う。

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