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小さい頃の趣味③

○こちらの記事は「過去の私について」のマガジンに掲載

幼稚園、小学生時代は習い事ばかりしていたので趣味というのは特に無かった。中学生になると父が「中学生になって部活が始まるから習い事はしなくていい。今まで頑張ったな」と言われたが特に嬉しくなかった。部活で補欠生活が続き、中学3年生の夏からバスケとは別れる事が出来たのである。

時間に少し余裕が出来た俺は、塾の帰りや空いた時間に当時は有った「ゲームセンタープラザ」に行っていた。そこではストリートファイターが有り一人で遊んでいた。高校生になるとストリートファイター2やキングオブファイターズ94、サムライスピリッツ、バーチャファイターなどの対戦格闘ゲームが流行る。勝てばずっと無料だが、負ければ即終了という過酷なものだったが、このヒリつく感じが人気を呼んだ。どれもやったが10人抜きした時は気持ち良くてハマりに嵌まった。

他にはファイナルファイトやサンダーゾーンというアクションゲームをワンコインでクリアする事を目標にやり込んだ。最初は上手い人のを見て1時間位、敵の攻撃パターンを必死に見てメモったりしていた。自分がやると最初は簡単にはクリアなんてとても無理。
しかし、人というのは不思議なもので好きな物は吸収出来る。何回もやるとワンコインクリアは苦にならなくなった。終いには後ろ見してくれる人まで現れて嬉しかった。

この趣味は20歳まで続いたのだが、友達が働き始めたりしたのでそこからは一切格闘ゲームなどのアーケードゲームはしなくなる。

麻雀は中学生から徐々にやり始めるが、それは次回のお話で。