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『ファクトフルネス』を読んでみた

どうも!まつです!

人生ってゲームじゃない?そう考えられたら人生、楽しくない?

そのためには不変的なことを思考して、解説して

理解する=ゲームのルールを理解する!


これが結構好きな人間です。そんなまつが考える数学、略して【まつ学】そのまつ学で一人でも世の中のモヤモヤが晴れればいいという想いで気が向いた時にまつの独り言投稿。

学びをエンタメにできたら結構、豊かになる人多いんじゃないかな??

時々、ビジネス本の要約やります!

今回、読んだビジネス本は『ファクトフルネス』です。

冒頭、世界に対する問題が出題され、その正解率は極めて低いことが実験結果として出ている。
その要因として『ほとんどの人が、世界は「実際よりも怖く、暴力的で、残酷」だと考えている』

要は先入観や固定概念がそうさせているのかもしれない。それを本書では10種類の本能が関係していることをデータを用いて説明している。

①分断本能
②ネガティブ本能
③直線本能
④恐怖本能
⑤過大視本能
⑥パターン化本能
⑦宿命本能
⑧単純化本能
⑨犯人捜し本能
⑩焦り本能

●分断本能
『人は分断されていると思い込んでいる。すべての物事は2つのグループに分けられるという錯覚を持っていて、その2つのグループのうち劣性だと考えられるモノを優先してメディアで流すために余計その考えは加速しているのかもしれない。』
ここでふと思ったことは、なぜ一つの軸でグループを分けてしまうのだろうか。それがまずズレているような気がする。
そして世界は私たちが思っている以上に分断されていないという事実を理解することから始めた方がいい。
ただメディアや人間の性質上、尖っていない言葉は相手に届きづらいとこがあり、メディアなどが発信している言葉が偏った切り口のファクトを大げさにして伝えているということも受けてとして理解しておくべきだ。

●ネガティブ本能
『人は誰しも、物事のポジティブな面よりも、ネガティブな面に注目しやすい。』
これは心理学を少しかじったことある人なら多くの人が知っている事実であり、そのせいで人はなかなかチャレンジできなかったり行動に移すことができない。
そういったことも要因の一つで悪い印象が意識として残り記憶になっていくのだと思う。要は世の中はかなりいい方向に向かっているということを認識した方がいい。この認識ができないと悪い方向にばかり思考してしまう。そんな思考をしていて明るい未来なんて来るはずがないと思う。
そして本書でも書かれているが、ネガティブな話題ほど耳に入りやすいし広がりやすいという特徴を理解しておくことが重要になると思う

●直線本能
人間はなぜか過去の数字をみて、同じような変化が起こると勘違いしてしまうのだろうか。それが直線本能と呼ばれるモノだとめちゃくちゃ簡単に説明してみた。
でも人間は一定の水準(直線)でいると思ってしまうが、世の中を見渡してみるとそんなことは殆どない。大切なことは、その事柄がどういう進み方をするのかを意識することが大切だということだと感じた。「S字カーブ」「すべり台の形」「コブの形」さまざまな形があることを理解したい。

●恐怖本能
人はみな恐怖に包まれると、判断力が鈍る。そして最悪のシナリオを想定してしまう。
『世の中のすべての情報を学習できる人などいない。』得られる情報には限りがあるからこそ、情報の取捨選択しなければならない。その要素そとメディアの関係性。人間は日常的なことを情報として得ても記憶に残ることは少ない。だからこそメディアはめったに起きないようなことをニュースとして報道する。

これが蓄積されているのが私たち人間だという。そしてそれを更に加速させる要因として『ストーリー性』というものがあり、人間はストーリーになっている方が記憶に残りやすいという結果も出ている。

そして自然の過酷さの中で発達した恐怖心。生き残るために必要不可欠だったものが、私たちの暮らしの水準になることによって足を引っ張ってしまう要因になる。
更に怖いことは、『この恐怖本能はときに暴走するということ。そうなると判断力の鈍った人々によって大惨事が引き起こされることもある。
恐怖本能によって様々なことに対して恐怖を感じたら大事な決断は避けよう。

●過大視本能
『何かの大きさや割合を勘違いしてしまうこと。それにより2種類の勘違いを生む。まず、数字をひとつだけ見て「数字の大小について」勘違いする。そして、ひとつの実例を重要視しすぎてしまう』
大切なことは、それぞれの物語の裏にある数字を見ること、そしてその数字の裏にある物語を見ようとすること。
『数字を見ないと、世界のことはわからない。しかし、数字だけ見ても、世界の事はわからない。』

何をお伝えしたいかというと、その数字単体では何もわからないということを認識した方がいいって話。
その周りとの比較や過去との比較、そしてその数字をイチにしたときの比較などをすることでやっとその数字がどうなのかが判断できる。
本書では『比較と割り算』をおこない数字の重要性を判断することが大切だと書かれている。

●パターン化本能
『人間はいつも、何も考えずにパターン化し、それをすべてに当てはめてしまうもの。しかも無意識で』
これは人間の本能と言ってもいいものだと思う。パターン化されていない人生を歩むことがどれだけ体力を使うかは考えてみればわかると思う。
だからこそ『「一つの例が全てに当てはまる」と言う思い込みで、「あの人たち」はみな同じだという勘違いを生む。』
それは先進国だろうと途上国支援だろうと同じことだ。

本書では『パターン化本能を抑える方法』が紹介されていたので共有する。
より適切な分類を見つけること、分類を考え直すことがあげられており、その中で意識するべき内容がかからている。
・「過半数」に気をつける
・「例外」に注意する
・自分が「普通」で、自分以外はアホだと決めつけない
・一つの集団の例を他の集団に当てはめていないかを振り返る

●宿命本能
「生まれた場所」「生まれた環境」「生まれた時代」様々なものにより全てが決まってしまっているという思い込み。これこそが宿命本能の根塊。
しかし冷静に考えればわかることだが、変わらないものなんて何もない。変化が小さすぎて私たちが気づいていないだけに過ぎない。だからこそ知識のアップグレードが必要。その変化に気付かないのであれば、過去を知っている人や資料に聞くことをオススメする。このことを理解して方がいい。

この章の最後にある文章が私にあることを考えさせるきっかけになった。文章を略してお伝えすると『プライベートビーチのような砂浜に何千人って子どもたちが遊ぶ未来を目指したい。』
これは貧困であればあるほど、子どもが一日の中で自分に使える時間が限らるていて裕福になればなるほど、自分に使える時間が増えるというごくごく当たり前のことだった。
それは日本人にも言えることであり、私たち自身が一日の中で自由に使える時間があるということは、とても裕福なことなのかもしれない。

●単純化本能
『すべての問題はひとつの原因から生まれているに違いない。すべての問題が一つのやり方で解決できると思い込むことがある。世の中のさまざまな問題にひとつの原因と一つの回答を当てはめてしまう傾向』
そしてこの言葉がとてもいい言葉なので共有させて頂くと『どこに線を引くかは人それぞれで、その線の中では自分の振る舞いがもっともらしく見えてしまう』
だから今、自分が世の中が常識だと思っていることやいいと思っていること、信じていることを信じすぎてはいけない。
人間は感情によって無意識フィルターをかけやすい生き物だということを改めて理解してみるといいと思う。大切なことは一つの視点にとらわれないようにすること。一つの視点にとらわれているうちは世界(ファクト)を理解できることはない。

●犯人捜し本能
『物事がうまくいかないと、誰かがわざと悪いことを仕組んだように思いがちだ。誰かが悪いと責めることで、複雑な現実から目をそらし、正しいことに力を注げなくなってしまう』
これが犯人探しの本質。犯人探しをしようとすればするほど、視野が狭くなっていき本質を見失ってしまう。これは世の中をフラットでみる上でかなりの障害になる。
みんなにはみんなのポジションがあり、そのポジションを守るために必要な行動をしている。そこに善悪はなく、あるのは事実のみ。それを各々のポジショントークにより良し悪しや好き嫌いになるだけだ。それだけ世の中は複雑に絡み合っていることを理解したい。
どこかのテレビドラマやアニメのように絶対的な悪や正義というものは存在しないのだから。

●焦り本能
人は焦れば焦るほど考えることをやめ感覚的な行動をとる生き物だ。そしてそれは『遠い昔においては命を守る大切な行動だった。しかし原題の生活において差し迫った危機はほとんどなくなり、焦りの本能はわたしたちの理解を妨げてしまう』
今決めなければいけないことなんて殆どない。そう思うのは環境や相手後そう思わせていることが多いだけで本質的には、そうではない可能性が高い。

だからこそ、「深呼吸」「データ」というものが大切になる。よく考えてほしい。日常生活の中で深呼吸やデータを気にすることはどれくらいあるだろう。
それが焦り本能に囚われているきっかけかもしれないよね。

世の中に出回っている情報には、あまり嘘はないと思う。じゃあなぜ偏った情報がはびこっているのか?
それは間違いなく発信者の思惑・・・。なんてことを言ったらこの本を読んだのって笑われてしまうだろう。これは受取側に理由がある。発信者は受取側が興味を持ちそうな内容を発信しないと成果にならず、仕事で評価をされない。
これが根本的な原因だと思う。そしてこの考えが私の考えや発言の根源になっているような気がした。本書ではなく、本書で伝えたかったことね。
それだけ世の中をフラットに見たいし、偏りたくない。これが私自身、常に意識していることであってなかなか理解されない理由がこの本にはあった。

・・・【ファクトフルネス】

人生が少しだけゲームっぽく感じた?

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でわでわ!まつでした。またね。

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