がっかり通信vol.11

最近の研修は事前にPCで参加報告をすることが多く、昔のように一方的に全社員参加というのは少なくなってきました。
この参加報告は主催者側にとって資料数や講義レベルの調整、参加者の規模感を把握するために必要ですが、裏では受講者側も「誰が行くんだろう」とか「この人が行くなら行かなきゃ」とある程度暗黙の強制力が働くので募集を募るには心理的に効果のあるやり方と感じています。

さて今回も月に一度の優績者研修が内容や講師を変えて一新開催されると担当責任者から仮メールが入ってきました。
といいつつ、私はこの仮メールを日程確保のみでいつもスルーしています。正式文書が来てからでいいだろうとeco労働です。正直自分勝手です。
そして本日、正式な参集文書が発出されたわけですが同様に出席確認の報告があります。
皆に朝礼で「研修に行く人~」と報告のために周知したところ、「皆参加で報告してくれています」と彼女。
「あっ、そうなんだね」と言うと「彼がやってくれましたよ」とのこと。「あれっ?俺は聞かれてないけどなぁ。行く方向で報告してくれたのかな。サンキュ⤴。」
という期待は即座に裏切られました。報告ファイルで確認すると私の名前はありません。
彼は本日休み。どういった経緯で私には聞かなかったのか分かりませんが悲しいかな自分で入力しました。「ポツンと一軒家」のように佇んている私の名。
これを見て他部署の社員さんは何と思うのか、何も思わないかはその人の感じ方。仮に「あれっ?一人だけ離れてる」と思った方が少数だったとしてもその少数はどうして離れてるんだろうと思うかもしれないし、そう思われないようにたとえその日に私が不在だったとしても急ぎではない限り翌日に聞いてまとめて報告するかなぁと私なら考えます。
また、主催者側も部署単位の方が何かとやりやすいんじゃないかなとも。

そういった細かいことに気づく気づかないは幼少のころからの習慣みたいなところがあって気づかない人はそれが正当。
気づく人もそれが正当なんだと腑に落とすことにより気が楽になります。
自分色の職場構築なんてそうそうできないものだと日々感じております。
私もこういう場合管理者として、こうしてほしいと言わなきゃいけないとは思うのですが出会って5ヶ月こんにゃくのような彼にエネルギーを使うなと脳裏でささやく自分がいます。

「言われるうちが花」とはよく言ったもんで私から見た彼はもう枯れ始めているのかもしれません。
再度開花してくれるのは、何でもいいので1つ成約してくれたらかもしれません。そのための水やりは管理者として欠かしてはいけません。
この宇宙のように広い当会社網でどこか彼を認め開花させ活躍できるところはあるのでしょうか。
本日、人事が社員ヒアリングにお越しになりました。彼に関しては何の抵抗もなく何も言いませんでした。
結局これも私の自分勝手な故の主張だと腑に落としたからです。それとも悟り始めてきたのかもしれません。

ちなみに将軍様についても新BOSSに変わってどうですか。との質問に良くなりましたよと回答しただけで、将軍様の話は終わってしまいました。もう上の世界では将軍様について「オワコン」なのでしょう。
自部署、自エリア、いずれにしても数年の我慢。そっと転勤、そっと退職が望ましいでしょう。
これ以上エリアを荒らしても荒らされてもなりません。そっとします。

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