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【詩】少しだけショック(事件性はなくて)

ほら、がチェルシーを呼ぶ声、早く行かなくちゃ、発売停止前に海に行こう、ヤマハDY50Bがある、これはシンセサイザーではなく、漁船。50トンなんだ、トンの記号はないんだ、わたしの、わたしだけのエディターには、一面に広がっている白紙、紙ではないガラス質(それは言いすぎというものであろうか)、ホワイトノイズのようではなく、「ホワイトノイズだ。」とさりげなく、切断される懐疑、かつ柔らかいなら嬉しい断面、(ラララと歌うよ)、深海のようなアンビエント? 深海なら無音かもしれなく、火山が爆発すれば結構な運動量(少しの過去から続く点描)、「ジュール!」、バラエティーに富んでいて、目がドライアイになるかもしれない、エネルギーから美容院・化粧品専門店が綺麗に縦に整列しているだろう、あの(gから始まる単語だけはつぶやくことはやめておく)検索画面の中、駅中(エキナカ)の可能性の断念のさなかに。(更地の悲しみをあの高い場所から雫として)、あの照明は眩しすぎる。ドライに回帰することになるのだから

目と中の画数を合計しても2では割ることはできない
中と表面の限りのない接近 
まるでS/Nではない
S/SもしくはN/N
公園の砂場ならば許せる

もうすぐ過去の帝国になってしまう、スカッチ(ヨーグルト&バターだけではない)とは浅傷の意らしい(キーボードI)、(キャラメルの表面に描かれるひび割れ)、知識は0と1のマリアージュ、浅傷を検索窓に投げ込んでみても、shallow woundと誤配される、ドライに再度回帰しつつ(ひっそりとわたしI)、垂直にゆだねて眺めてみる、scratchをみかける、さりげなさに騙されながら、スクラッチとつぶやいてみる、スクラッチ、スクラチ、スカッチ、無理しかない。無理からの歓喜、あの甘さが。無数の目が。

突然のドビュッシー林檎ではなく
(これでなんとか周縁を含んだといえないだろうか)

寒さそして我が家

#詩 #現代詩  

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