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カナダで海外移住生活。日本帰省時の円安為替の恩恵。

僕は、2017年にカナダへ渡ってから2024年1月まで日本帰省ができていませんでした。理由は多岐にわたりますが、今回は7年ぶりの帰省です。今回の日本一時滞在は、あらゆる面で僕にとって浦島太郎にさせていますね。。。

今回の日本帰省で僕が出くわしたトラブルなどの備忘録は、以下の記事の通りになります。


【2017年と2024年の為替の違い】

2017年頃カナダへ渡った時の為替レートは84円/CA$くらいでした。

今のレートからみると結構な円高でした。

カナダドルだけで生活できるまでは、日本やNZの資金を使って移住生活をしていたので円高で良かったと思います。

当時は、スーパーマーケットなどで値札を見る度にCA$1を100円換算し、そこから15−20%割り引いて計算していました。

例えばCA$100 のモノは、8,500円という感じで計算していました。※pandemicの時は74円/CA$などもあったけれど、帰省時の2024年は108-110円/CA$で落ち着いていますね

しかし現在2024年3月の為替相場でCA$を日本円に換算すると、CA$100のモノは、11,000円くらいになるでしょう

僕のようにカナダでの日常生活をCA$1=100円で計算していると、カナダに居る限りカナダで買う製品は100円/CA$1の感覚です。

しかし最近カナダにやってきた日本円を使う留学生などは、僕の感覚でいると支払いで厳しい現実を目の当たりにします。
現実は110円/CA$1です。

日本円を僕のような感覚で換算していると、カナダの消費税が課税される前から、先に10%の税が上乗せされた感じになるでしょう。

※現在、僕はカナダドルのみで生活しています。僕の場合、カナダと日本両国に対する為替レートと値段の感覚は、現実と異なりCA$1=100円くらいに固定されています。
これが、後に述べる日本帰省時に良かったと思える点にも繋がります。


【世界から見て円安相場の日本とUNIQLO】

カナダドルは2017年と比較して今(2024年3月)は、円安カナダドル高で経過しています。

一方、US$に対してはずっと小幅な変化はありますが、ほぼ一緒くらいです。日常生活レベルなら僕はCA$1.35=US$1で計算しています。


USAのUNIQLOのジーンズの価格。2024年
CANADAのUNIQLOのジーンズの価格(2024年)

例えば、カナダでCA$60のUNIQLOデニム。
同じものがアメリカではUS$50で販売されています。

カナダとアメリカ間の為替相場で考えると、アメリカで買うよりカナダでUNIQLO製品を購入したほうが安い場合もあります。

日本の場合、UNIQLO製品の価格は、為替相場関係なく海外価格と比べて20%以上安い状態です。。なので為替相場だけで考える場合に適した商品ではないのですが、比較してみます。

2017年の為替相場で考えると3,990円のデニムは、
CA$への為替換算だとCA$47
2024年の為替相場で考えると、CA$35。
(2024年カナダ現地での販売価格は、CA$60)

この、7年間の為替相場の変化を知っていると、
カナダから日本のUNIQLOへ行けたら、
3,990円を2本(CA$70相当)買って、
免税(税抜き5,000円以上)を受け、
7,980円で買おうと思う人もいるでしょう。
(僕もその1人です。)

※ちなみに以下のURLは、バンクーバーに2017年オープンしたUNIQLOの記事です。

 参照URL https://retail-insider.com/retail-insider/2017/10/uniqlo-metrotown/

写真が少し不明瞭ですが、当時のUNIQLOパンツの価格はCA$40−50だったと推察できます。

https://dailyhive.com/vancouver/uniqlo-vancouver-metrotown-store-photos
上記のURLの記事は、2017年のカナダはバンクーバーにあるUNIQLOに関する写真が明瞭でしたので、参考までに。。


7年ぶりの日本帰省中に早咲き桜の季節になって嬉しいです。

【為替相場による日本帰省予算の恩恵】

幸いにも日本に僕が短期滞在できる実家があります。

そのため約2ヶ月という長いバケーションでありましたが、帰省の為の予算はCA3,000(33万円)ほどで見積もっていました。

2017年の為替相場でCA$3,000を日本円に両替した場合、25.5万円となります。

7年間での為替差額は約7.5万円でした。

これはまあまあ大きい差額だと感じるのは僕だけでしょうか。

今カナダにある僅かな資産を今の為替で日本円にすると、CA$資産も為替で膨らんでいることがわかります。

7.5万円は、僕の生活レベルで考えると、日本でなんでもできる気がします。

日本なら今でも数百円あれば、1食が賄えます。
車がなくてもバスや電車に乗って隣町までいけます。
100均や薬局などカナダで買えば、数倍するモノでも気軽に買えます。
友人との飲み会もできます。

カナダのマクドナルドで販売がない【てりたまバーガー】を堪能。

カナダで移住生活だけをしていると日本円の円安為替相場の恩恵を感じることはありません。

幸いにもこのタイミングで日本帰省することができ、為替相場による経済的恩恵を実感することができました。

日本に帰省して初めてモバイルSuicaを使っています。記憶を間違えてなければ、2017年頃の日本にはなかったサービスだったはずです。

今回の帰省では、iPhoneへカナダのクレジットカードを使って入金しています。

5000円分の支払いは、銀行のクレジットカード部門でカナダドルへ両替されている模様。

ウォレットアプリからSuicaへ5,000円分入金してから、カナダのクレジットカードを取り扱うappで口座の出金確認をすると$46ほどでした。

僕の脳内為替レートは、先述の通りいつもCA$1=100円です。
カナダドル支払いなら感覚的に10%オフされているようで嬉しくなりますね。

因みに今回の日本帰省で使った航空券は、CA$1,100でYYCーITMを飛ぶANAとAir Canada の航空便でした。

インフレ化の現状だと考えられないプラチナチケットでした。スカイスキャナーで適当に日付を動かしながら見つけたモノです。
今普通に買えばCA$1,900くらいするので、為替相場だけでなく、何かとラッキーなタイミングでの日本帰省となりました。


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