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自分でいる事が未来に向けての一番の保険

Twitterをボケーっと見ていたら、面白い質問をyahoo知恵袋で発見しました。

質問はこれ☆かなりうなされましたね〜。

質問をまとめると、

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「自然界では弱肉強食で弱者は強い者に捕食されるのに、人間界はどうして弱者を守る事(生活保護など)をしているのか?優れた遺伝子が生き残るのが自然の摂理だし、その方が理にかなっている。」

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その答えがまた凄い!事あるごとに読み直したいです。

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☆自然界は「弱肉強食」じゃなくて「適者生存」。「強い者」が残るのではなく、「適した者」が残る。

☆自然の特徴として、「無限と言って良いほどの環境適応のやり方がある。」ので、「適応」さえしていれば、強かろうが弱かろうが関係ない。

☆「適者生存」は「個体が生き残る」ことではなく、「遺伝子が次世代に受け継がれる」という事。

☆人間においては、その生存戦略は「社会性」。弱者をどれだけ生かすことが出来るかということが、その文明の社会性の高さを意味する。

☆個別的には長期的に生き残る事ができなかった個体を生き延びさせる事はこれから先の繁栄の可能性を最大化させている。

☆「優秀の遺伝子」=「ある特定の環境下において、有効であるかもしれない遺伝子」である。

☆遺伝子によって発言される形質がどういう環境で生存に有利に働くかは「計算不可能」。なので、今現在の社会において「障害」としかみなされない形質も、将来は「有効な形質」となり得る。

☆可能であるなら、出来るだけ多くのパターンの「障害」を抱えておく方が、生存戦略の「保険」となりうる。

☆ジャングルに一人で放置されて生き延びれる現代人は皆無であるので、人間は「弱者」である。その「弱者」が集まっていろんなパターンの「弱者」を生かすことが人間の生存戦略。

☆「闘争」がどれだけ活性化しようが、「協働」しないと結局人間は生き延びられない。

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すごく希望を感じる解答ですね。「優秀な遺伝子」なんて人が作り出した幻想みたいなモノですよね。

ルックスがいい。高収入が良い。頭がいい。身長は高い方がいい。体重は痩せている方がいい。SNSでフォロワー数が多い方が良い。

そういった才能って所詮、今現在の環境において有効になり得る事なだけで、もし、その環境が変わってしまったら、その才能の不要となる可能性がある。

今現在「障害」でしかないことも、将来にはそれが必要になる可能性もある。なので、その「障害」を直す必要性はなくて、むしろ直してはいけないのだと思います。

そして、ただ「変化」をしろ!!と勧めているわけではなく、「協働」することが大切。

今現在、世の中がすごいスピードで変化して行ってる中で、その時代に合わせて自分も変化する事が求められています。

しかし、自然界においては、「個体が生き延びる」事よりも、「遺伝子が次世代に受け継がれる」事が大切。

なので、自分が生き延びるために変化したり、保身のために変化するのは、これからの将来において財産というものは残せないのかなと感じます。

「変化」することも大切かもしれないけれど、みんながみんな時代に適応するために同じように「変化」してしまう事は、滅びの道に繋がるのかなと感じます。

今の政治にしても、自分が生き残るために、目先の事で精一杯で、これからの「僕たちの子孫」に財産を残しているかって言われると、残していないと思います。

時代に適応できない「障害」がどれほどあるかという事が、実は一番の宝で、未来に繋がるモノなのかなって思います。

みんなが違ったモノを持っているはずで、それをどれもなくす事なく、お互いが補い合って生きていく「協働」が一番大切。

今の時代って、本当に大変革な時で全く先が読めません。だからこそ「協働」が大切で、それぞれが持っている「障害」を直す事なく、どれだけあるがままの自分でいれるかという事が大切なのだろうと思ったりします。

何にも強制しないで、「あるがままの自分」でいる事こそ、これからの未来を乗り切るための一番の方法なのだなと☆

自分が生き残るためにって考えて、自分を時代に適応させてしまいがちだけど、大切なのはそうじゃないと。

特に30代以降の人にとって「自分を取り戻す旅」が始まりますね!

20代以下の魂は既にそれらを理解している魂だから。

佑治郎



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