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健康事情!〜わかっちゃいるけどやめられない人へ〜

このnoteでは、医師や管理栄養士などさまざまな職種の人がそれぞれの視点から「健康経営」について情報発信をしています。
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こんにちは。管理栄養士の小山千尋です。

自己紹介は こちらから。
今回は、管理栄養士とフィットネスインストラクターの両方の現場視点で、人々の心に『健康がなぜ響かないのか!?』ということを紐解いてみたいと思います。

1.『健康』の言葉で行動する人はどれくらい?

”健康診断” ”健康教室” ”健康セミナー” …etc この言葉に心がワクワクする人は どのくらいいるでしょうか??  
健康産業に携わり22年になりますが、残念ながら『健康』という言葉は、飲み過ぎ、食べ過ぎ、運動不足など自分の生活習慣の真逆を表す言葉で、「わかっやいるけどやめられない〜!!」を注意される気分になる言葉として広がっている気がします。 正論はわかる!正しいこともわかる!
だけど、なかなかその通りに行動できないのが人間!!
だと私は思っています。

2.健康は”なる” ではなくて ”あり続ける”ことがポイント!

飲み過ぎ、食べ過ぎ、運動不足が不健康!だとするなら健康になるために生活習慣という『行動』を変える必要があります。
実際に、特定保健指導(※1)では、行動計画を立てる作業を行います。
しかし、面談に来られる方は、皆さんどちらかというと身構えてこられます。

健康は、健康になるために日頃から努力する!のではなく…
健康の状態、今の状態を出来るだけ維持すること!
風邪や体調不良を感じたら出来るだけ早く回復させる力のこと!
だと思っています。


※1.特定健診(※2)の結果から、生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による生活習慣病の予防効果が多く期待できる方に対して、専門スタッフ(保健師、管理栄養士など)が生活習慣を見直すサポートすること

※2.日本人の死亡原因の約6割を占める生活習慣病の予防のために、40歳から74歳までの方を対象にメタボリックシンドロームに着目した健診

3.勝手に健康になっちゃう方法があるなら?

食やフィットネスの現場にいると、いつもニコニコ笑顔で、肌ツヤがよく、好きなことができる体力があって、いろんなことにチャレンジする気持ちを持っている人がいらっやいます。
私は、こういう方を見て これぞ目指す『健康』であり続ける姿だと思います。まさに、心と体の健康を兼ね備えています。
節制するわけでもなく、我慢をするわけでもなく、好きなことをしながら勝手に 健康になってしまう方法があるなら!!
まさに、それは自分らしく生きるということです。

ある会社の社長さんがおっしゃっていました。
「今は、昔みたいにお酒を飲まない!あの当時は、飲むことが当たり前だと思っていたけど、飲まなきゃやっていけなかったのかもしれない。今は、飲まなくてもいいと思える。」と、
そして、その影には”心づくり”をされてきていたのです。

GOLF、マラソン、旅行、バンド、野球、ライブ…なにか好きなことを見つけて取り組んでみる!
そして、モテたい!キレイになりたい!尊敬されたい!ありたい自分、なりたい自分を実現させる!
ご自身の心が動くことに真剣に向き合うことは、自分自身と向き合うことです。まさに瞑想と同じ領域に入ります。

『健康』という言葉に対して心はモヤモヤ!時には跳ね返したくなるけど、
自分の好きなことに夢中になっていいよ!と言われたら皆さんはどうですか??
好奇心のパワーは最強です♪

KWC(コヤマウェルネスカレッジ)では、あなたの好き!あなたのなりたい身体を実現するサポートをしています。ご興味がありましたらご覧ください。

最後に:私たちができること

健康経営について取り組みたいけど、やることが多くて大変そう...

課題の把握と解決策の提示には企業経営、心身の健康面について幅広く熟知している必要がありますが、私たち多職種専門家チームなら可能です。

また、私たち多職種専門家チームなら、具体的な実践のポイントをお伝えできますし、制度や仕組みの構築、研修の実施まで行えます。

私たちは、”組織と個人が共に幸せをデザインする”ことをビジョンとし、
組織ごとの異なるニーズにカスタマイズした対応を行っています。

健康経営について相談したいという方は是非、ご相談ください。

▶︎ メール kenko.keiei.kyoto@gmail.com


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