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【#012】がんステージ3「用心して検査をしていたのに」

私の父は私がまだ医学部6年の学生時代に膵臓がんで60才で亡くなりました。

そのため私も癌には相当気を付けて、毎年私の誕生月には胃カメラ、大腸ファイバーをはじめ腹部MRI、喉頭鏡検査、胸部CT、血液検査全てを実施していました。

ところが、4月には大した所見がなかった腎盂に3カ月後に癌が見つかったのです。

医師からは「経過が早い症例です」と宣告されました。

健幸で何もない私は家族から周りの人たちまで「人生100年生きそうですね」と言われていました。私自身もひょっとして100才まで生きると思っていました。それがたった1回の血尿という症状だけ、私の人生が180度転換したのです。



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