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アウシュビッツ強制収容所へ4年前に行った。12月末の凍える寒さのなか再録

こんにちわ。

@osamu036110です。

18歳に東京の赤坂で、住み込み新聞配達を2年間した後に、沖縄へ移り住んでから、様々な地へ足を踏み入れましたが、ポーランドのアウシュビッツ強制収容所、まさに、ドイツ人によるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の跡地へ赴いたのは、わたしの心の中で、無意識に何かそうさせたからです。

唯一の現地日本人ガイド、中谷剛さん

中谷さんに現地集合で、日本人7人ぐらいをガイドをしていただき、アウシュビッツ強制収容所とビルケナウ第二強制収容所の2カ所を一緒にまわって案内いただいた。(お代もひとり、3時間で3,000円程度です)

前年、イスラエルのエルサレムへ旅をしていて、ヤドバシェムというホロコーストの歴史が残されている資料館に行った際に、ポーランドにも行ってみようとなり、翌年に訪れていた。

様々な書籍や動画、映画、歴史を私たちが現在でも識る手段はたくさんありますので、中谷さんの視点で書かれた本も、興味深い内容ですのでぜひ。

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中谷さんのガイドは、非常に興味深い語り口で、決してこれはこうでとか、この歴史があってこうなってという一辺倒の話しではなく、常に、あなたはどう感じて、どう思いますか?という、起きた歴史の事象に対してあなたとわたしの主観と主観の交換をしませんか?というニュアンスがうかがえた。

その当時、日本にとって問題となっていた、移民の問題や徴用工の問題を題材にして、現代に置き換え、ホロコーストの歴史を伝えていたように感じたし、けして遠くない歴史の事実を肌で感じさせて頂いた。

今ですと、コロナの影響があるので、行こうと思ってもなかなか行けない状況は続いていますが、いろんな意味で、負の遺産といわれている、歴史を体感することは、思った以上に大きな心の変化のきっかけにわたしはなった。


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