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  • 中年エンジニアのそぞろ山ある記

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初心忘るべからず|新卒者へのエール(その2)

前回はIHIへの就職を希望したもののくじで外れて断念したところまでだった。はっきり言って当時の私に就職に関して何か強い思い、希望というものがあったのかというと無かった。ただ何となく考えていたことはあってそれは何かというと。 ・大学院には進みたくない。(もう勉強は結構) ・役人にはなりたくない。 ・せっかく機械工学科を卒業するのだから世界最強と言われる日本の製造業の現場を体験してみたい。(いまの若い人にとっては想像するのが難しいかもしれませんが平成の最初ぐらいまでの日本の製造

    • 初心忘るべからず|新卒者へのエール

      四月と言えば新しい生活のスタート、新社会人にとっては大きな人生の節目だろう。初心忘るべからずということで私の社会人生活のスタートを振り返ってみたい。 今となっては昔(笑)となる1987年に早稲田大学の理工学部機械工学科を卒業した。就職先は三菱電機株式会社の赤穂製作所であった。最初に申し上げておくが私はこの会社に三年半しか在職していない。 なぜ三菱電機を選んだのかということについては大した理由は無かった。技術者として航空宇宙という方面にあこがれを抱いていたのでジェットエンジ

      • 直ちに社会を守る行動を

        「直ちに命を守る行動を取って下さい」- 大雨や津波、数十年に一度の規模で天災が襲ってきたときにメディアで聞かれる言葉である。その時に必要なことはまず自分の命を守ること-家族であっても助けに行っている間に自分が逃げ遅れて一緒に命を失う可能性があるのだ。 では、コロナ危機が我々に襲い掛かっているいま必要な行動は何か? それは社会を守る行動である。共同体を守ると言い換えてもいいかも知れない。人間は共同体を作って生きる生き物だ。それは大昔から変わらない。共同体の維持は我々の生活の

        • 安いニッポン:再考

          昨年末に日経新聞で行われた「安いニッポン」という特集記事が注目を集めた。この特集記事では海外との比較で日本の土地や物価、そして給与が割安に放置されている現状を例を交えながら描写している。日経以外のメディアでも日本という国の給与の安さや物価の安さが話題になることが増えている。 日経新聞の「年収1400万円は低所得」人材流出、高まるリスクという記事では、 「日本って給料安いんじゃない?」。昨春からジャスダック上場のソフトウエア開発会社で働く香港出身の楊燕茹さん。日本行きを相談

        初心忘るべからず|新卒者へのエール(その2)

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        • 中年エンジニアのそぞろ山ある記
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          背負って戦うことの意味

          ワールドカップのアメリカ戦を見ていて気が付いたことで観客席にアメリカから応援に来ている人たちが物凄く多いということがある。その多くが女子サッカーの関係者そして家族だと言う。アメリカの女子サッカー選手は比較的裕福な良家の女子が多いというデータを裏付けるし、自分たちの代表に対する気持ちや熱の入り方も凄い。そして代表選手はその人たちの思いを背負ってピッチで戦う。 長谷川唯選手はワールドカップを楽しみたいと言った、それ自体はいいと思う。だが所詮自分の話だ。大勢の気持ちを背負って戦う

          背負って戦うことの意味