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小さな体に秘められた才能


彼の生まれはアルゼンチン。
工場勤務の父親とパートタイム清掃員の母親のもとで育った。
 
サッカーを始めたのは5歳のとき。
父親がコーチを務めるチームに入団。
 
その後、地元プロクラブのユースチームに加入。
このクラブでは6年間プレー。
この間に500ゴールを記録した。
 
 

しかし10歳の頃、
成長ホルモンの分泌異常の症状が発覚。
成長ホルモン投与などの治療なしでは身体が発達しないと診断された。
低所得の家庭であったため治療費を払うことが困難になった。
クラブは治療費の工面に同意していたが払う金額があまりにも多すぎたため最終的に工面を拒否した。
 
その後、別のクラブが彼をスカウトし一部の支払いを申し出たが当時アルゼンチン経済は崩壊状態にあり、治療費を払うのが困難になりクラブからの少しずつ支払いも滞っていった。
 
 
人生の転機となったのは、
13歳の時に受験し合格したスペインのFCバルセロナの加入テストだった。
 
当時の監督は彼のプレーを一目見ただけでその小さな身体に驚くべき才能と将来性が宿っていることを悟り、合格を即決した。
しかし当時、ヨーロッパのクラブが若い年齢の選手と契約することは珍しく、会長がなかなか契約を前に進めなかったため交渉は難航した。

その後、FCバルセロナは家族揃ってのバルセロナへの移住を条件に治療費を全額負担することを約束し、家族もこれを快諾。
 
彼は家族と共にバルセロナへ渡りバルセロナの本拠地であるカンプノウ近くのアパートで暮らし始めた。
 
 
投薬治療を受けた彼の身長は170cmまで伸び、
選手としても超一流の域に達し、
説明不要のスーパースターに成長。
 
多くのサッカー関係者や選手にサッカー史上最高の選手と呼ばれ、
「世界で最も影響力のある100人」にも選出されている。

 
 
 
 
彼の名前は、

 
 
 
 
リオネル・メッシ

以上、「小さな体に秘められた才能」でした。

※この記事は彼の半生の極一部を抜粋して書いたものです。

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