温室育ちっ子、幼稚園をやめる

自己紹介に書いた通り、ウルトラ温室育ちだった私。

幼少期から、「蝶よ花よ」と育てられました。

父の一族の会社が大量リストラをした時期があり、恨み等で誘拐される可能性もあるから、と一人で外へ出ることは許されませんでした。

わぁ、ラプンツェルみたい!!(ちょっと違いますかね。笑)

2月生まれだったこともあり、年中さんの年から地元の幼稚園へ入ったのですが、その幼稚園は人数が多いマンモス幼稚園。色々な子がいて、男の子なんかは結構やんちゃで…

当然ながら、ウルトラ温室育ちの私は、いじめられ、馴染めず。

ストレスで血尿が出てしまいました。

たった3ヶ月ほどで、退園。某私立女子大学の附属幼稚部へ転園。

周りは、おぼっちゃま、お嬢様が多い環境。とても穏やかな日々。

しかし、ウルトラ温室育ちに拍車がかかります。

正直なところ、昔のことなので、当時の記憶は曖昧なのですが…

最初に入った幼稚園で、グラグラ橋のような遊具があり、そこを渡っている時に前と後ろから、「遅いからどけ〜!」と言われて橋を揺らされ、動けなくて泣いていたという記憶だけが鮮明に残っています。

転園した先の幼稚園ではお友達も出来て、楽しかったなあ。

当時の担任の先生は、なんと私のインスタグラムを見てくださっていて、今でも連絡をくれます。ありがたや。

たかが幼稚園、されど幼稚園、です。

子どもにとっては、初めての社会生活の場。私は、自分の苦い経験もあり、息子の幼稚園選びにはかなり時間を費やしました。

その幼稚園が良いとか悪いではなくて、その子に合うか合わないか。いつも様子を見ている親御さんなら、その子の性格に合うかどうか見極められるはずです!

そして、私が両親に感謝していることは、合わなかった時に「幼稚園をやめる」という選択をしてくれたことです。

入園料やら制服やら何やらお金がかかっています。出来たら、頑張ってそのまま通って欲しい。親サイドの正直な意見だと思います。

もし、この記事を見てくださっている方の中に、子どもが幼稚園に合わなくて、行きたくないと言っている…という方がいらしたら、

その子にとって幸せな環境なのかどうか?今の困難は、乗り越えられるレベルの辛さなのか?冷静に判断してあげて欲しいです。

転園という選択が、私の場合は、最良の選択でした。

そのまま、附属の初等部へ進学しましたから、温室育ちは加速しましたけれどね(笑)