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犯罪の最適化―Minority Report Updated―

犯罪の「最適化」が出来たらいいのにって最近よく妄想する。
 
どういうことかというと…
 
世の中の人間は以下の3種類に分類できる。
 
①    法律を犯さずに生活している人間
②    法律を犯して罪に問われる人間
③    法律を犯しているが罪に問われていない人間
 
1番許せないのは③が罪に問われず、野放しにされていること。
そして②が①に対して罪を犯すというのも悲劇だ。
 
なので③を減らすため、そして①に被害が及ばないように、②は漏れなく③に対して罪を犯すように仕向ける(最適化する)ことができれば世の中もっとスッキリするのに、という小学生でも一笑に付するような妄想だ。
 
つまりどういうことかと言うと、犯罪者は善良な市民を襲うのではなく、悪いのに野放しにされているような奴らを襲え、ということ。
 
貧困で闇バイトに手を出す若者たち(②)は、天下り官僚や税金を中抜きしている盗人野郎ども(③)の自宅を襲えば、みんながもっと生きやすい世の中になるのに、ということ。
 
映画『マイノリティ・リポート』では、これから罪を犯そうとしている人間を、AIが事前に察知して、犯罪が実行される前に捕まえるという話だった。
 
これは強盗や殺人など、誰の目にも明らかな犯罪の予防には効果的で、これはこれで良い仕組みだけど、果たして法律の隙をついたような悪事(天下りや中抜き)も取り締まることは出来るのか。
 
そして取り締まるコストや処罰するコストを抑えるためにも、やはり②がしっかり③を襲う方が自律循環エコシステムとしてよりSDGsな気がする。
 
こんな幼稚なアイディア、実際まわりの人には決して口外できない、口に出そうものなら間違いなく変人扱いされるのでnoteにチラッと書いてみた。

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