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ホイールを変えるお話 後編

前編はこちらから


今回私が選んだのは…


“Cog’s ability c 2024model”

45mmハイトから35mmに変わっただけでもだいぶスッキリするね

非常にシンプルなデザイン。
フレームのデザインを邪魔したくなかったのでZIPP 303sと比べても
まとまりのあるクライミングバイクに仕上がったかなと思います。
このホイール用に選んだタイヤのイエローカラーがまたかっこよくて(親馬鹿)

1月下旬に注文→納期1ヶ月位とのことでしたが、
実際に手元に届いたのは3月上旬。
少し納期が伸びましたが手組みホイールの人気が高まっているのを感じます。

大雑把にスペック等

リムハイト:前後35mm(35mm〜50mmまで選択可能。前後異ハイトも可能)
リム:東レT800カーボン(柄をマーブル・3K・無地から選択。グロスの有無も)
スポーク:SAPIM CX-RAY(ちなみにZIPP 303sはCX-Sprint)
ハブ: 7075アルミハブ36Tスターラチェット アルミフリーボディ
ベアリング:セラミック(どうせ選ぶなら。キャップだけなのでメンテナンスは簡単そうですが外からの攻撃に弱そうです🙄)
ASTMカテゴリー:2(グラベルでも使えるくらい頑丈だそう)

重量(実測値)
フロント:535g
リア:624g
ペア:1159g
公表値は1190gなので…アタリ!

ショップのリンクを貼るので気になる方はこちらからどうぞ。


なぜCog’sなのか?

前編で候補に挙げた4つの中でも正直知名度が低いCog’sですが決め手は3つ。

①せっかくなら手組みホイールを

候補の中で唯一完組ホイールのHYPER SEはベースモデルの実績が魅力的でしたが
どうせなら今波に乗っている手組みホイールを使ってみたいという理由で候補から外しました。いつかはカーボンスポークのホイールに乗ってみたいですがそれならCADEXとか…ゴニョゴニョ

②単純明快なラインナップ

手組みホイールの良さって「自分好みのリム・スポーク・ハブが選べる」のが大きな利点だと思っています。まさしく自分の脚質にあった世界で一つだけの(?)ホイールが出来るってのが大きな魅力なのだと思います。
ただ私自身「自分好みのリム・スポーク・ハブ」なんてものを正直わかっていません。カタログ上のスペックのみで判断しています。つまり、「どのリムにどのハブとどのスポークを組み合わせてどれくらいのテンションでどういう組み方するのか…」ってマニアックなオーダーをするのは少し気が引けると言いますか、敷居が高いと感じておりました。(話を聞いてみれば全くそんな事はなく全て職人さんにお任せも出来るのでしょうけど…)

Cog’sの場合はショップオリジナルホイールとしてそれぞれ商品ページが設けられており、手組み初心者の私でも選択しやすかったってのが決め手でした。

③あまり使用している人を見ない

今のフレーム(TIME)を購入した理由でもありますが、
「あまり人と被りたくない」という理由です…😂

ちくわ輪業さんは関西を中心に強豪ライダーが多く使用されていますしスペックは間違いなさそう。ARPホイールはUCI認証やEMUのメンバーが良さを全力アピールされていたのもあって非常に多くの方が使用されており、実績も十分。
反面、Cog’sのホイールを使用されている著名な方は…Xやブログ、色々探しましたが「神楽坂つむり」さんと「やくものガレージ」さん位しか見当たりませんでした。(もしかしたら名前を隠して使用されていたり私が見つけ切れなかったのかもしれませんが。)

つまりそういう事です(雑)

組付

爆風吹き荒れる日曜日の午後に丁寧に丁寧に屋外で。
MAKUHAL施工は最初こそ難しかったものの、もう慣れました(早)
(ゆっくり)(じっくり)(ていねいに)やれば工程は多いですが難しくはないです。

スプロケット:CS-R8000 11-28T
ディスクローター:RT-CL900 (前後140mm)
タイヤ:PIRELLI PZERO RACE TLR SPEED CORE 28c
(もっと速い・軽いタイヤはありますがSPEED testの評価は悪くないですし
耐パンク性・ウェット耐性も上々との事。)
シーラント:MAKUHAL

この仕様の重量は

フロント:979g
リア:1311g

979+1311=2290g
まだまだ軽く出来る余地はあります。

ちなみにZIPP303sの場合(つけてるパーツが全然違うので比較になりませんが一応)
スプロケット:CS-R7000 11-28T
ディスクローター:SM-RT800(前後140mm)
タイヤ:SCHWALBE ONE 28c
シーラント:MAKUHAL

フロント:1218g
リア:1599g

1218+1599=2817g

その差527g(純粋な比較ではありませんが)
車体を持ち上げた際にも明らかに軽く感じられましたしこれは走りに期待。

戦いの準備は整った

シーズンインに向けて機材の準備は整った。
もう言い訳は出来ない。
サイコン無し・ボトル無しのまっさらな状態↓

6.83kg!ヒルクラバイク名乗っていいですか?
え?もっと軽く…?


初戦のハルヒルまで…もうすぐじゃん😇
2024年心を一新して頑張ります。

(インプレ記事はもう少し乗り込んでからnoteに書きます。
おそらく「軽い」「進む」といった表面的な感想しか出てこないので…)

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