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カレーとNLP(その1)

「インド人もびっくり!」

昔、SB食品がカレー粉を売り出した時のキャッチコピー。

色々な理由があって、今ではテレビなどでは聞くことが無くなった。
〇〇〇風呂と同じか(笑)

インドのビジネスマンが書いた「喪失の国、日本~インド・エリートビジネスマンの“日本体験記”」(文藝春秋)に次のようなくだりがある。

『ところで日本のカレーはすべて粘液状のもので、材料は固形スープのような形で市販されている。
ブームに火をつけた商品のCMのキャッチは「インド人もびっくり」であったというが、たしかに私は「びっくり」した。
これらの商品はどれも「本場インド風」を謳い、決して「純日本風」を謳っていない。
どのメーカーもそんなふうに大嘘をつくのは、インドのイメージを付与した日本風食品の方が売れるからだが、そのことは同時に、日本人にとって、本当のインドの味は受け容れ難いものであることを物語っている。』

カレーそのものは商標登録もなく、誰でも自由につくれて、本家の許可をとらなくてもお店を開くこともできる。
本家ってどこが牛耳ってるか、存在も知らないけど(笑)

私は1995年にアメリカでNLPに出会い、かなりの時間を経て、日本で学び直した。

上の本を読んで、日本におけるカレーは、日本におけるNLPに似てると感じた。

インド人もびっくり!と言ってテレビCMに登場するのは若き日の芦屋雁之助。顔に色を塗ってターバンを巻いている。

インド人ではなくて、日本人が言っていたところが面白い。

次回は、ウインザー効果というものを交えてNLP、そして資格ビジネスについて触れていきます。

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