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大学ベンチャー立ち上げました。「ヴェリダス」始動。設立申請なんでこんなにめんどくさいの?

 この4月から激務になりました。新しい1年生が入り、彼ら彼女らを大学に慣れさせるための策も、担任業務としてやらなくてはいけません。
 特に忙しいのは、ガンダムプロジェクトを成功させるために、SDG研究推進室を立ち上げたほか、大学ベンチャーも設立したことです。その名も「株式会社ヴェリダス」。いまどきはベンチャーといわず、スタートアップとも言います。
 ヴェルデは、ラテン語で緑を意味し、ヴェリタスは「真理たれ」という意味で、ハーバード大学も使っている用語で、その二つを組み合わせました。全国に同じ名前はないようです。

 大学ベンチャーといえば、理系の研究者がよくやっています。発明や特許を使って、大学のシーズからビジネスを生み出すものですが、私たちがやっているのは文系からのビジネスです。あまり聞いたことがないばかりか、文系のシーズからはたしてお金が生み出せるのでしょうか。意欲的なチャレンジだと自負しております。

 研究の起点にしているのが、いまはやりの「SDGs」です。持続可能な社会を生み出すために何ができるか。社会が抱えている課題について、一般企業や行政ではできないことを、小回りの利く私たち大学や学生が行動してみようと考えています。

 会社設立は初めてですが、書類の準備がとんでもなくめんどくさいものだと理解しました。法務局、自治体、保険、年金、税務などにおんなじような書類を提出し、手続き費用もかかります。
 デジタル庁が一括申請というものをつくっていますが、何回やってもシステムエラー。相談窓口もまったく機能していない。日本の官庁にはゲンナリです。会社設立申請から一か月たってもまだ終わらない。どうしたものか…

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