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NOKTON 50mm F1.5 II VMを手に入れるまで

これまでにも何度か記事を書いてきましたが、初期不良品を引いてしまい、最初の注文から待つことかれこれ4ヶ月、ついに完璧な状態のレンズが手元に届きましたので、これまでの経緯をまとめてみようと思います。

1月30日  注文

常用するMマウント50mmレンズを何にするかで迷走している中、コンパクトで明るいNOKTON 50mm F1.5 II VMが良いのではないかと思い、あれこれ情報を漁りながら物欲を高めていき、今年の1月末にネットで新品を注文しました。初Voigtänder、初コシナレンズです。

あれこれ漁った情報は以下の記事でまとめてありますので、ご興味のある方はぜひ。

2月1日  初回の入手、初期不良発覚

注文してから2日後、早速レンズが届き、ワクワクしながら開封して色々と確認していたところ、鏡筒に謎の汚れが付いていることに気付きました。

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それから購入店に連絡し、返送して確認してもらったところ、初期不良と認めてもらえたので交換ということになりました。ただ、ちょうど店の方でこのレンズが在庫切れになっており、交換品の入荷は3月後半から4月前半になると言われてしまいました。ということで、ここから交換品の入荷まで2ヶ月のんびりと待つことに...

この時に書いた記事が以下のものです。

4月3日  2度目の入手、またもゴミ混入

4月に入り、ようやく交換品の入荷の連絡を受け、ついに新しいレンズを受け取ることができました。鏡筒をじっくり確認してみると前のような汚れもなく、今度こそ!と思いながらレンズの中を覗いてみたところ、一目でわかるようなゴミが混入していました。

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下の方にあるやつです。前回のものでも少しチリが入っていたり、他の人から新品でVoigtländerのレンズを買ったらチリが〜みたいな話をちょうど少し前に聞いていたので、多少は許容するしかないかなと思っていたのですが、今回のものは想定よりもだいぶ目立つものでした... 光に当てなくてもわかりますし、カメラにレンズを付けている状態ですら覗くとすぐに気付きます。

この時に書いた記事がこちらです。

さすがに新品でこれは我慢できなかったので、再度購入店に連絡を取りました。最初はまた交換をお願いしようかと思いましたが、2度も連続で問題が発生しているので、交換にあまり信頼が持てず、今のものを分解清掃してもらう方が確実だろうと思い、店とも相談してメーカーに送って清掃してもらうことに決まりました。メーカーも忙しかったらしく、これが決まるまでに10日ほどかかり、4月15日にメーカーにレンズを発送しました。

6月1日  3度目の入手、ついに...

GWの影響もあってか待つこと1ヶ月半、清掃してもらったレンズを受け取ることができました。最初の注文から4ヶ月、3度目の正直ということで、ついに何の問題もない完璧な状態のレンズを手に入れられました。ここまで長かった...

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まとめ

ということで、色々とあり長いこと待ちましたが、ようやくこれからこのレンズで楽しく写真を撮っていくことができそうです。待っている間にSummiluxへの憧れの気持ちが出てきたりしてしまっているのでこれが終着点になるかはわかりませんが、非常にコンパクトな大口径レンズというのは他にはないこのレンズの魅力だと思いますし、少なくとも当面は常用レンズとして楽しんで使っていきたいと思います。

後日談の追記:清掃してもらって完璧な状態になったと思われたレンズですが、1日使っただけで目立つゴミが混入してしまいました。さすがに早すぎて、中のどこかに付着していたゴミが落ちてきたのでは?と思えるレベルでした。とはいえもう一度清掃をお願いして1ヶ月とか待ちたくはなかったのでもう我慢するか...と思ったのですが、コシナさんから1〜2週間の納期でもう一回見てあげると言ってもらえたので、結局お願いしました。結果1週間で戻していただけて、今度こそ1日受かったくらいでは何の問題も生じない完璧な状態のレンズを手に入れることができました。やはりゴミのない大口径レンズは見ているだけでも気持ち良いので、これから楽しく使っていけそうです。



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