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「ワールドワイド資産開示、凍結命令」回避。

2024年4月21日 宍戸健

クレイグ博士はロンドン時間2024年4月18日(Thu)午後4時までに支払いををしなければ、「ワールドワイド資産開示、凍結命令」となっていた件について、支払いが完了したようだ。

例によって、裁判所側の公式発表はなし、クレイグ博士側からはリークされないという状況ではあるのですが、なぜかCOPA側からリークされます。

あちら側の広報エージェントと思われるBitMex Researchは以下発表しました。

翻訳は以下です。

COPA vs CSW 裁判の最新情報

CSWは2024年3月14日の主なサトシ裁判で敗訴した。

CSWは今週、チューリップ・トレーディング事件も取り下げた。 主なサトシ裁判の費用に関しては、裁判官の命令に応じて、CSWはCOPAの費用の大半を賄うためにすでに 600万ポンドを裁判所に支払い込み済だった。 本日、1,089,000ポンドを超える追加支払いが承認されたことを確認できました。CSWからのこの追加支払いは、ビットコイン開発者の費用の大部分をカバーするものであり、裁判官の命令への回答でもあります。

CSWは現在、裁判所に合計700万ポンドを支払っています。 確かなことは分かりませんが、これらの支払いの資金はカルビン・エアー関連企業から出たものである可能性が高いです。いくつかの理由からそう推測しています。

CSWに対する凍結命令に関連する法廷審問で、裁判所に支払う直前にCSWのナットウェスト銀行口座に600万ポンドの入金があったことが明らかになりました。また、nChainが給与の前払いの形でCSWの訴訟費用の一部を支払ったことも明らかになりました。

ココまで。

なるほど、ドラマチックな展開になるより、敵をじわじわ追い詰める戦略のほうが有利だよね。しかし、現時点ではまともに裁判制度にもっていくことはできなくなった。だから、次の一手はどうなるのでしょうか。

本日はこの辺で。



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