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ぽかぽか陽気に吾妻山さんぽ

久方ぶりのぽかぽか陽気につられて、かねてから折りをみてと心にとめていた吾妻山公園へ出かけた。二宮駅に降りて役場口へ向かうと、目の前に長い階段が現われた。何段あるのだろうか、高齢者もゆっくり登って行くから脱帽である。吾妻山は標高136.2mである。山頂の芝生広場に立つと、富士山がアタマに雲をかぶって聳えていた。早咲き菜の花とのコントラストが美しい。

吾妻山公園入口
吾妻山山頂

中里口へ下りて駅へ向かっていると、木々に囲まれて小さなベーカリーがあった。ブーランジェリーヤマシタである。店の前に行列ができていたので、先に奥のイートインに入って腹ごしらえ。美味しかった。その後、お店でいちじくのカンパーニュ、カカオフランスなどを購入した。

ブーランジェリーヤマシタにて

さらに駅へ向かうと、徳富蘇峰記念館の案内が目についた。躊躇なく左折して、記念館へ向かった。蘇峰堂の門を入ると、「もう一度比べて見たい!各界名士の書簡」展が開催されていた。文学者では夏目漱石の献本への礼状、自ら記した原稿が「國民新聞」に掲載されない不満を漏らした森鴎外の書状が展示されていた。庭には「棟方志功が描いた樹齢三百年のざくろ」や「徳富蘇峰ゆかりのカタルパの木」などを見かけた。

蘇峰堂入口
徳富蘇峰記念館
徳富蘇峰ゆかりのカタルパの木

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