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【旅行準備③】海外旅行保険について

多くの保険会社が扱う主要プランはだいたいが渡航期間31日以内となっており、それ以上の長期旅行となると、保険料はぐっと上がる。当然、今回の旅行はすべて個人手配のためスケジュールは自由に調整できるのだが、金額を安く済ませるために帰国日を早めるのは嫌だったので、1〜3ヶ月のレンジで手頃な保険を探すことにした。

候補① 楽天カード

つい忘れがちだが、僕が日頃使っている楽天カードにも海外旅行保険が付帯している。しかし、問題なのはその利用条件。「出国前に募集型企画旅行の代金を楽天カードで支払うこと」

これまでは、自宅から空港までの移動費など旅行代金の一部でもカード決済すれば適用されていたらしい。しかし、コロナ禍の2020年に最低の改悪が発表される。ざっくり言うと、旅行代理店が企画するツアー(募集型企画旅行)のみが対象となったのだ。個人で手配した航空券や宿の決済では保険は適用されない。さすがは国内利用者数1位を誇る楽天カード。バックパッカーは旅行者にあらず、テメーの身はテメーで守れというわけだ。これでまず楽天カードは候補から消えた。

候補② エポスカード

「クレジットカード 海外旅行保険」ときたら真っ先におすすめされるのが、マルイで発行されているエポスカード。

こちらもつい先日、自動付帯から利用付帯への変更が発表された。適用は2023年10月1日出発分より。僕の出発は10月8日のため、まさにタッチの差だった。
ただ、その利用条件はざっくり言うと「旅行に伴う移動費をエポスカードで支払うこと」という程度で、どこぞの楽天カードよりよほど間口が広い。逆になぜこれまで持っていなかったのか不思議なくらいなので、早速最寄りのマルイにアタックした。

しかし、事はそううまく運ばなかった。マルイのカードセンターで、僕はまさかの「審査落ち」をくらってしまったのだ!

ファ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!??????
イ、インドビザすら一発でパスした俺がクレカの審査ごときで・・・・?

理由をたずねても、受付のスタッフは「システムによる判定なので分かりかねます」の一点張り。過去に借金はおろかローンすらろくに組んだ事がない僕に、心当たりはまったくなかった。学生でも作れるカードのため、年収が不足しているとも思えない。考えた末に思い当たったのは、1ヶ月ほど前にポイントに目が眩んで発行したメルカードの存在である。あれで信用度に傷がついてしまったのか・・・?
断定はできないが、いずれにせよ数ヶ月の期間を置かないとカードは作れない。これでエポスカードも候補から削除。みんなも目先の利益にとびついて、やたらカードを作るのはやめような!

候補③ 保険会社を利用する

結局それかい。金はかかるが、さすがの僕もノーガードで1ヶ月以上南アジアに飛び込む勇気はない。そこで見つけたのが『チャブ保険』。日本では無名だが、スイスを拠点に世界に展開する大手保険会社らしい。国内大手と比較して、なんと1万近く安かった。

この手の保険で最も重要視される「治療・救援費用」も過不足なく、次に大事な「携行品損害」も、他社には少し劣るものの許容の範囲内である。
おそらく1番のネックは、海外の会社であるためサポートレベルに不安があることか。(公式やカスタマーページを見ただけでその辺はなんとなく察せられた)まあ利用さえしなければそんな不安とも無縁なわけで、なぜか自分の安全に根拠のない自信を持つ僕はほとんど迷う事なくこの会社と契約した。

「傷害死亡」をつけるかどうかだけ悩んだが、海外で死ぬと文字通り死ぬほど金がかかるというし、正直自分の死後のことなどどうでもいいが1000円も変わらないのでつけることにした。

クレカの審査落ちに言いようのないショックとモヤモヤを残しつつも、これでお守りはバッチリ。渡航まであと7日である。

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