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どうやって食べてもらうか、入ってもらうか最初がとにかく難しいので、色々と考えてみたので、特に千葉県の企業の方に相談したいです。

僕が大学生の頃、松戸の牛角は2時間待ちが当たり前だった。地下1階のお店に行列ができていて、なんだろうなと思い入った。

そして、その数年後に、僕は牛角に仕事に関わることになるわけですが、このなんだろうなというのが無ければ多分入ってないんです。
なんだろうなと思っても、そのまま通り過ぎる人もいると思いますが、僕は飲食店でアルバイトもしてたし、料理が好きだったというのもあってなのか、行ってみたいなと思ったわけです。

入った後は、接客に驚き、ハラミって美味しいなーとか色々と感じた結果、また行こうとリピートするわけですが。この最初に入るまでが難しい。

僕は外食業界が長いので、色々なお店を見て歩くことは全く苦ではありませんが、普通は、知らないお店に入るのは勇気がいることです。だから人に連れていってもらうとか、誰かがおいしいって言ってたというのはすごい勇気づけられて行きやすくなるわけです。

飲食に限らず、どんなお店やサービスでもそうで、まさにうちもそうです。
お金を払う以上は失敗をしたくないですし、よくわからない場所には入りづらいですし、そもそも知らなければ入りようがないわけです。

だから、お店は看板に工夫をしたり、広告を打ったりするわけです。
飲食店で言えば、ネットの口コミを見て判断する人もいるわけですが、難しいのが、書いてる人と自分が必ずしも同じ判断基準ではないということです。あと、もっと根本的なことを言えば、「おいしい」は人それぞれポイントが違うので、いい口コミが多い=自分にとってもいいお店とはならないわけです。

となってくると、最初の一歩って難しい、逆に言えば、あらゆる手が打てるとも言えます。

一つあるとすれば、やっぱり口コミ(リピートしてもらうことまで考えると、ネットのではなくて、本当の知り合い同士の口コミ)が強いなと思ってます。食べる通信も僕の知らないところで、知りあいから勧められて購読したという方がいます。ありがたい限りです。

ただ、人に話すのってよっぽど自分がいいなとかおいしいなとか思わなければ話さないと思うので、当然ですがそもそもの品質は大事です。

と、少しずれましたが、
知るきっかけを口コミはもちろんですが、他に作ることはできないんだろうかと考えています。食べる通信が知られるということは、生産者さんも知られるということにつながり、さらに千葉の食べ物を知ることで、千葉県民や近隣の人に新鮮でおいしいものを食べてもらうことができるというのは、作る側も食べる側も両方にとっていいことだと思った時に、一つやってみたいことがあります。(ぜひ千葉県の企業さんに協力いただきたいです)

社員の福利厚生の一つとして食べる通信を送ることはできないだろうか?
多くの先輩方に、前から言われていたのですが、なかなか手が回らずだったのですが、社員さんにとっては、千葉のことをもっと知れて、こだわりの食べ物を毎月楽しむことができる(ご家族にも喜んでいただけるのではないかと思ってます)そして、千葉のことをより知ってもらったり、食のことをご家族で話したり、さらにはそこから体験に来ていただけたら、食育にもなるなと。

会社側のメリットとしては、
①社員が千葉を好きになる(かもしれない)
②ご家族にもイメージが良くなる(かもしれない)
③CSRの一環として取り組むことができる
④あと、農家さんのところへ収穫体験を兼ねての研修などもできると思っています。(これはまた書きますが、僕が農家さんの話を聞いて、反省したのが人材育成についてです。)
など、他にも事業内容によっては、色々なコラボ(と言っても、まだちば食べる通信は小さな規模ですが)もお願いしたいと思ってます。

経営者の方は、社員さんに色々と考えて、いろんなイベントをやってみたり、研修を受けてもらったりと考えてやられていると思います。

僕も自分で事業をやるようになってよくわかったのは、経営者と社員の間にはやっぱり考え方に差があるということです。
良かれと思ってやっても、相手はそう思っていないこともあるかもしれません。食べる通信を毎月もらうなら、その分お金をくれた方がいいと思う人もいるでしょう。

でも、そうじゃない。
経営者がなぜ、社員に対して色々とやるのかは、その人にとってプラスになって、成長をして、幸せな人生を送ってもらいたいから。
その結果として、会社にもプラスになる。この会社にいてよかったなと思える環境を作ろうとしているはずなのです。
会社のためだけを考えているわけではない。
ということを、昔の僕に伝えたい。本当にわかってなかったと思います。

自分のために、考えてくれる人がいるということ自体がすばらしく、とてもありがたいことだということに、早めに気づけると、もっと幸せな人生が遅れるのではないかと思っています。

毎日、口にする食べ物だからこそ、知ってほしいし、知る中で、考えるきっかけにしてほしいと思ってます。
ちば食べる通信でなくてもそれはいいのかもしれませんが、僕らは多くの地元の方に知ってもらって、もっともっと千葉っていいところだなということを感じる人が増えたらいいなと思っています。

長くなりましたが、もしご興味いただける企業の方いらっしゃいましたら、一度お話させていただければと思いますので、ご検討ください。

ご連絡は、コメント、または kentasato@chibataberu.com まで。



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