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健康経営について

今回は健康経営について書いていきたいと思います。

健康経営アドバイザーの資格を取得したんですが、それらができる前より、大手の健康経営の活動に取り組んできたことも踏まえは発信していけたらと思います。

以下の企業で機器のレンタルや企業のイベント開催やそれに伴う外部のトレーナーと連携し企業派遣を行っています。

健康経営が必要な理由は何か?

健康寿命が大切といわれてきていますが、そこで大切になってくるのは、働く環境やその場での取り組みなどです。

健康寿命とは、元気に自立して生きることのできる期間のことです。

健康経営を行う企業が増えてきましたが、中小企業ではまだまだそこまでの余裕がなかったり、取り組みができていないのが現状です。

健康経営が必要になる理由としては、ライフワークとのバランスを保ち生産性をあげ、精神的、身体的にも健康な状態を保ちながら健康寿命をのばすためです!

人が元気で健康であれば会社も元気になり、みんなハッピーになります!

健康経営って?

健康経営とはそもそも何なのか?

従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する経営方法のこと

企業が企業理念などに基づいて、従業員の健康維持や健康増進につながる取り組みを行い、やる気の維持、活力向上、生産性を上げることで、企業のイメージアップ、効率的に仕事効率をあげることができます。

冒頭でも触れた、【健康寿命】に対して日本の【平均寿命】には少し乖離が生じています。

内閣の出す高齢化社会白書の中では、

男性の健康寿命(72.14歳)/平均寿命(80.98歳) 差が2016年の段階で8.84歳
女性の健康寿命(74.79歳)/平均寿命(87.14歳) 差が2016年の段階で12.35歳


人生の中で働いている時間が多い中で精神的、身体的にも健全な状況で働くことで、人口が減り生産性が下がる中、効率よく、生活ありきの仕事の在り方へ変えていかないといけません。

業績の向上を人数×時間×量でとらえるのではなく、個人の質の向上による時短で効率的な仕事としてとらえることで、業績は上がり、社員満足度も向上していくことが考えられます。

大企業ばかり注目されていますが、個人事業や中小企業などでもこのような社員の投資として、場や情報、体験を提供し、気づきを与えることができれば、より良い環境が作られると思います。

仕事現場の課題

現在、問題になってるのが

•長時間労働の常態化
•職場でのストレスによるメンタルヘルスの増加

これらによって引き起こされるものが

社員のやる気の低下(モチベーション低下)

生産効率の悪化

医療費増大(保険)

会社イメージの低下

株価の低下

離職率アップ

です。

企業が一番したくない状況が、起こってきます。

なんでも人が動かしてますから人の身体的、精神的なところの状態が大切になってきます。

日本企業は長時間労働?

日本企業は海外企業に比べ、働く時間も長く、通勤時間も長い、体への不調も多くなりストレスを抱えながら働いている人たちが多いといわれています。

アメリカなど日本が参考にしている国では、実際労働時間は長いといわれていますが、結果を出せばその分、結果でしっかりと対応するアメリカでは、報酬が日本に比べ多くなっていますし、しっかりと結果を出すことで認められることで長時間ではなくなるといった形になっています。

一方、日本は長時間労働するが報酬が上がらないといったケースが非常に多いです。

仕事自体に関与する人材が、周りと連携し、作業として仕事をこなすといった流れになっていることも多くなく、仕事って何?線引きもしっかりとできていないため、結果をカタチに示しても、結果を出してもそこまで成果として見られないなどが現実的に起こっています。

そしてライフワークバランスを大切にするヨーロッパにおいては、自分の生き方を尊重したうえでの仕事の在り方なので、考え方が日本とは少し異なってきます。

が、働く時間は圧倒的に日本と比べ少ないのに生産効率が高いといえます。

現段階で、アメリカ文化とヨーロッパ文化を真似しようとしている日本にとって、どうすればよいかといった歪みが生じ、実際、結果に対する対価を出せるところとそうでないところが出たり、正規雇用や非正規雇用間での問題が出たり、ライフワークバランスを考え、個人を尊重する働き方を好む人も増え、企業の在り方と仕事の在り方が変わってきているのが現実です。

日本の今の仕事の在り方の原因となってるのは、会社での仕事に関して、専門性の高い人が仕事をするのではなく、その事業に割り当てられた人間が仕事をこなすという【こなす】ことが仕事という形にあったあことが背景にあります。この辺りに関しては少し近頃では変化が出てきていますが、まだまだ問題が解決される形とはなっていません。

メンタルの重要性

長時間労働での生産性の低くなることはわかりましたし日本の労働に関する問題点も理解できたと思いますが、個人のモチベーションを保つことややりがいを感じることは、生産性を上げるためには大切になる要素です。

健康日本21フォーラムにて発表された調査ではメンタルの不調による生産性は半分ほどに低下し、そこに肉体的な不調をきたした場合7割も生産性が下がると発表しました

健康経営で一番重要になってくる要素が【メンタル】ということがよくわかります。

人の心の中は数値化できません。

なのでこの要素をいかに改善するかということが、健康経営を行っていくうえでとても大切になってきます。

まとめ

今回は、健康経営の入り口部分を少し触れましたが、社員の健康を維持することを目的としたイベントや環境つくりをすることで、生活面でも仕事面でも様々な要素の改善が見込めるようになります。

中小企業はほとんどを占める日本においては特にしっかりと取り組んでいく必要があります。​​


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