見出し画像

2回目の「Day1」も学びが多かったという話

前回の記事で記した通り、私自身の会社を設立したということは当然0からのスタートになり、Day1の感覚は久々でした。エージェント事業を立ち上げるのは2回目ではありますが、そこに「会社を立ち上げる」ということも入ってきたので、(途中プチ痺れる経験をしましたが)非常に学びが多く改めて良い経験をしたなと感じています。


Day1で行ったことは数多あり、少々長いのでまずは要約から記載していきたいと思います。
※詳細もその後に記載しているので是非読んでいただけると嬉しいです!

これからエージェント事業をやる方や、近しい経験をする方の気付きに少しでもなればと思っております!


【要約】

私に起こったことハイライト抜粋

  • まず会社登記やらオフィス賃貸契約やら初めての経験沢山(freeeに感謝、、!)

  • 人材紹介の免許獲得も、書類準備→提出や訂正も多く大変だった

  • 転職希望の求職者に出会うのは、やはりやることが多かった
    -例えばビズリーチのランクは当然リセットで【NEW】スタート
    -返信数に応じたプラチナスカウト付与システムに逆戻り
    -「どこの誰だ」「何ができるんだ」「どんなサポートができるのか」「S hireって何だ」を改めて明確に言語化し、スカウト文に落とす作業
    -あとはとにかく量を心掛け、最低限のプラチナスカウト返信11通は担保の繰り返し(分かる方には分かる内容)

  • 資料も何もないので、言語化し作成すること

  • 管理システムも仕組みも、何も整っていないので検討すること

  • 私自身がやった事のないコーポレートなどの管理系の業務にも着手する必要があること(経理、労務、総務、法務)

  • 時にフワッとくる「不安」と向き合う日々

  • 初成約なるか?!と思われた初期の二本があれやこれやでダメだった

とにかくやったこと

  • 泥臭く「量」/とにかく「場数」を踏む!正しいアクション数の徹底

  • 外部の方と会う際には必ず私自身がアジェンダセット→議事録作成によってお互いにとって効率よく時間を使うようにすること(時間の有効活用)

  • とにかく「All Grip」:わからない事を丸投げするのではなく、まずは自分でやって産みの苦しみを体感し、学習する(登記も、免許獲得も、ハンコ作りも、何もかも)
    -外部に任せられますよ!とは聞いたものの産みの苦しみを味わえる機会もそうそうないだろうと思い全部自分でやってみた

  • 些細なことでも言語化の徹底、何となくで適当にやらない、自分が何をしたいのか、何をすべきなのかを考える

  • とはいえただ目の前の作業に没頭するのではなく、事業設立2回目だからこその「将来の理想系」を見据えた行動を実行する(必要なもの、改善すること)

  • 将来的に情報が溢れることがわかっていたので、フォルダやSlackチャンネルの整理(今後のために、命名規則も作った)、Notoinへの情報集約

学び

  • (当たり前ですが)会社をやるとあれこれお金が掛かるなので、感覚を鈍らすことなく資金の意味をしっかりと考えて利用すると、後々悩みは小さくなる(こちらのイベントレポからも学んでおります)

  • わからないことを放置したり抱え込み過ぎずに、外部の専門家の方にはとにかくヒアリング&コミュニケーションを行いサポートをいただきながら、私自身で手を動かしていくことで固まってくる感覚があるのは非常に良く、物事の進め方はやはりこの方法が良い

  • 「我慢」「継続」「改善」の三つをひたすら繰り返し、逃げずに現実をしっかりと見つめて、諦めない、目の前のことに集中し着実に積み重ねる。メンタル大事!

  • 紹介業の楽しさと喜び

以下に詳細を記載していきますので、ぜひ少しでも何かのお役に立てると嬉しいです。

【詳細】

改めてのDay1ではあるものの、手探りなものも

S hire設立にあたり、1月から本格稼働を始めました。初めてのことばかりなので、全てに対して情報収集から書類作成など細々と行う必要がありました。Slack、GoogleWorkplace、クラウドサインなどの契約関係も多く、色々なことを同時進行で行っていく必要があり、時間はあっという間に過ぎていきました。また、人材紹介事業には、有料紹介免許の取得が必要なので、その為の講習を受けたり、その書類作成をしたり(何度も修正しなくてはいけなかったり・・・)と慌ただしい毎日でした。

「専門家に任せてしまえばOK」と言われたりもしましたが、産みの苦しみ、自分で手探り感を持って進めていったほうが仕組みが理解でき何かあった時に対処がわかるようになりますし、誰か仲間に引き継ぐ時も解像度高く可能となるだろう!と思い、この一生に一度かもしれない機会を、まずは自分でやりきりました。

ゼロリセットしたのでとにかく「量」

しかし、このようなことを行っている最中でも、事業は動かしていかなければならないので、手元のお金は使われていくが、売り上げを立てなければいけないというプレッシャーもあります。
例えばビズリーチを活用する際も、ピカピカの【NEW】印でのスタートでヘッドハンターランクもなく、当然スカウトを送ってもなかなか返信が来ませんでした。(HPはめちゃくちゃ簡素だし)「お!返信が!」と思っても、ご辞退連絡だったり。笑

とはいえ自分の中でもある程度、こうすれば大丈夫という感覚やコツコツ積み上げれば結果がついてくるという自信は根底にあったので、あれやこれやで打ち手を変えず毎日の行動量を意識的に落とすことなく継続しました。

企業MTGも絶え間なく行っていたので、アクション数はとても多かったと思います。オンラインMTGを設定し、クラウドサインを送って・・振り返ったところ3ヶ月で60件程の契約書締結をしていました。こちらも物量に勝るものはないと思っているので、謙虚に愚直にやっていました。

それらを繰り返すことによって、会話の中でのS hireの強みや私自身の話がまとまってきた感覚もあり、その他のアクション(資料作りなど)にも効果を感じ、改めて非常に良い機会だったと思います。

学びのあった最初の2件

そんな中、早速初期に2件程内定を獲得しました。
しかしながら、1件は内定が出たものの他でのご縁というかたち、もう1つはタイミング的にマクロの環境を見て「採用見直し」となり、ぐぬぬぬ・・となった案件がありました。
これが最初に立て続けに起きたので、正直「うっ」となり、人材紹介はやはり簡単ではないのかな・・と感じました。

全てが決まるわけではないですし、特に人材業界は、自分の思い通りにいくことの方が少なく、感情で動かされたり、経済の状況によっても左右されたり、自分の力だけでは及ぼせる範囲ではない部分が多いなと再実感しましたし、今のマーケット環境をどう受け止めてコミュニケーションを各方面と取るべきかを考えられたりで、この感覚になれたのも良い機会でした。

きっとメンバーが増えた時にも同じことは起こると思いますし、同じ気持ちになれるのは大きな財産だと捉えています。

なんだかんだ身体が資本、メンタルの安定が大事

独立してからより身体が資本だと思うようになり、大谷翔平選手も愛用しているマットレスの「AiR」を買いました。(これは革命でした。皆さんにお薦めしたいです、、、)
睡眠を大事にするように心がけ、睡眠スコアもスマートバンドで記録し、体調管理を徹底しています。筋トレも忙しいからといって辞めずに継続しています。しっかりと寝て、食べることで、コンディションも良く、体調を崩しません。
また、メンタル的にもとても落ち着いており、どしっと構えられている感覚があります。これは本当に大事だなと思っています。


仮に私が何かに焦って、落ち着きのない状態のまま面談をされても候補者さんには無関係の中で体験が悪くなってしまいますし、お互いアンハッピーです。「何だかんだエージェントはテンションが大事」と考えている私には最適なコンディショニングでした。

最適なコンディショニングは、再現性に磨きをかけていると感じており、今後もこの行動をとっていれば最終的に良いかたちになるとイメージできることが大きいと思います。

おかげさまで今は順調で、安心感がありますが、Day1のこの気持ちと学びを忘れずに、今後も更にしっかりと継続をしていきたいと考えています。

次回は「Day1の思い出」を書いております!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?