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ダイエット歴=年齢

痩せたい…そう想い26年の月日が経った。
子宮にいた頃から食いしん坊だったように思う。

そんな僕も人生で1回だけダイエットに成功した事がある。2ヶ月で-10kgという偉業を成し遂げた。

その時の写真がこちら…

高校三年生の川村建太くん(173cm64kg)

そして今の僕はというと…

26歳の川村建太さん(堂々の95kg)

以前に比べて30kgは太った。
衣類乾燥機が25kgなので、それより重い鎧(脂肪)が僕の体にまとわりついている。
脱ぐことの出来ない呪いの装備。

首はあご肉によって魔法のように消え、腰痛に悩み、1番得意だった鳩だしも今となれば鳩の方が可哀想だ。

僕は今が人生で1番太っている。
過去一自分の事が嫌いだ。
それは芸事にも確実に影響を受けている。

着たい服も着れない。
メイクも似合わない。
自分のやりたい表現もできない。
太っていることが理由で諦めるしかない事が何よりも辛かった…あっ、でも前まではね…今は諦めることに慣れた…やりたいことも無くなりかけてる…こうなったらもうダメよね(笑)

そう思って衣装も自分達で加工して新調しました!!!

国立サクラフェスティバル大道芸でデビュー!

せめてもの足掻きだと思い、自分が好きだと思える物を見繕った。気分は晴れた!自信が少しだけ持てた!そういう自分が好きだ!


昔の自分と比べて、喜ばしい事に今の方がお客様からの満足度は高い。技術も経験値も情報量も桁違いに上。昔の自分に圧倒的勝利だ。

過大評価に感じるかもしれないが、太ったままでも僕はもっと芸事に対して高みを目指せる、
期待の新人であるとも自負している(自社調べ)

だけど学生時代、拙いながらも好きを忠実に実現させようとしていた頃の自分が、本当の意味で芸事に対して楽しめていたように思う。この頃のロン毛も規則違反に3年間戦った結果、この世界観が保たれている。それ程までに感性に忠実だった。昔の自分が羨ましく感じる…圧倒的敗北だ。

芸人としてではなく、僕にとって老若男女に認められるパフォーマンスは価値のあるものなのだろうか?

自分がいいと思える料理を美味しいと言ってくれた人達を愛し、芸の一生を捧げたい。
そう想える。

衣類乾燥機より重い鎧(脂肪)を脱いだ先に明るい未来があるのなら…

僕は歩みを止めない!
(モシャモシャウマイ)

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