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31年後の日本はワールドカップで優勝できるのか?

1月5日から始まるサッカーアジアカップの番宣の一環として年始に、新旧日本代表監督の対談番組の放送があった。

その対談では2018年のワールドカップを戦った歴戦を振り返るとともに、これからの日本代表、強いては日本のサッカー自体がどう経験を積み重ねていかなければならないかが語られていた印象だった。

①チームをトップギアに入れる監督から選手への推し方
②勝ちどころを模索し狙う
③ロッカーで引き分けでいいという雰囲気を払拭したかった
④リアクションじゃなくて自分たちからアクションするゲーム
⑤レンガは積むことは重要だが縦に積むだけじゃ倒れる。横にも積む必要がある 横は評価されないけど必要

①〜③に関してはコロンビア戦振り返りでのコメント。

西野さんの話によると試合前は選手たちはかなりナーバスになっていたらしい。
コロンビアにはトップギアで行かないと勝てないと思い、試合前に個々に声をかけて鼓舞していたらしい。
前半同点になっていてハーフタイム、ベンチの選手たちはこのままでドローでもいいと言う声かけを行っていたようだったが、これは勝てるゲームだから勝ちを逃すなと鼓舞していたとのこと。
このようなフォローアップだったり選手たちの気持ちや考えを勝利のために導くのが監督なのだなと理解した。

このシーンを見ていて、スラムダンクの山王戦の直前までガチガチに固まるメンバーに安西先生が一人一人に声をかけていく場面を思い出した。
言葉をうまく使い選手を鼓舞していく姿と、メンバーに勝ちを信じさせる全体ミーティングでの場面。
山王戦の最後に山本監督が負けたことが財産になると言っていたけど、今回の日本代表はこの試合で勝ったこと、その後のセネガル・ポーランド戦を経て確実に勝ち上がったことが大きな財産になったと僕も岡田さんの考えに同感だ。

2005年に当時のチェアマンである川淵さんは、
・2050年のワールドカップ日本開催
・その大会での日本代表の優勝
を目標にすると宣言し、直近では2030年にベスト4を目指すとしている。
ベスト4に行くためには、ここの経験だけでなくチームとしての連携、そしていつ誰が代表に入ってもわかるイズムみたいなものが受け継がれていかなくてはいけないと思った。

これまで4年毎に外国人監督が入れ替わってきたけど、その度に前監督の否定から入って前に進んできた。
けれど今回のワールドカップでその連鎖は絶たれたように思える。
次の監督の森保さんにコーチとして帯同してもらってしっかり伝わっているかもしれないと思うからだ。
しっかり核心できるのは今回のアジアカップなので、この戦いをしっかり追いたいと思う。

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