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大抵のことはうまくいかない

私は日々起業家として生きている。最近拝読した楠木 建さんの著書「絶対悲観主義」に感化されて、このnoteを執筆している。

失敗が当たり前

日々生活してる中なんで、なぜうまくいかないんだろうと考えることがある。その瞬間はうまくいかない自分に苛立ちを募らせたり、酷く落ち込んだりする。そんな自分とうまくいっている他人とを比べてしまうと、さらに嫌になってくる。でもよくよく考えてみれば、大抵のことはうまくいかない。そして、うまくいっているように見える他人も実はたくさんの失敗をしているかもしれない。

私たちは生まれた時からたくさんの失敗繰り返して成長してきた。そのおかげで普通のことを普通にできるようになった。しかしながら、社会人で経験することは初めて経験することが多いし、問題はより複雑化している。だから、失敗して当たり前だし、大抵のことはうまくいかない。

「絶対悲観主義」の重要性

仕事である以上、絶対に自分の思い通りにはならないと僕は割り切っています。「世の中は甘くない」「物事は自分に都合のいいようにならない」、もっと言えば「うまくいくことなんてひとつもない」ーこれが絶対悲観主義です。

絶対悲観主義 / 楠木 建(P17)

楠木 建さんの「絶対悲観主義」は現代社会において、とても重要な思想だと考える。加えて、たくさんの人を救うことができると思う。なぜなら、私たちは失敗しないことが素晴らしいと教育されてきたし、その思考に陥ってしまっている人が多い。そして、そのような人たちが生きやすく、そしてより幸せを感じられるようになる思考だと思うからだ。

現在、私たちは不特定多数の他人の情報をリアルタイムで取得できる時代になり、うまくいっている他人の状況を受動的に知る環境が増えた。SNSを開けば、煌びやかな人がたくさんいる。本当に心が強い人でない限り、他人と自分を比べてしまうし、一度その思考に陥ると、穴にはまっていく。でもそんな時「大抵のことはうまくいかない」と考えてほしい。そうすることで、他人と比較する思考から距離を置くことができる。そして、そう考えていればうまくいったときにとても幸福感が得られる。

苦悩の日々

私は起業家としてうまくいっていると思わない。今年起業家として7年目の年を迎えているが、日々直面する課題は初めてのことばかりだし、最初はうまくいかない。加えて、周りには世間的に評価されている起業家がたくさんいるし、彼らは人としても本当に素晴らしい。今でも彼らと比べてしまう自分と葛藤している。でも「大抵のことはうまくいかない」そう考えるようにした。うまくいかない前提でいることで心が楽になり、失敗をすぐ受け入れることができるし、周りと比べても意味のないことに気づく。

最後に

「絶対悲観主義」は自分のマインドセットの問題である。外的要因は関係なく、あくまで自分でコントロールできることだ。この楠木 建さんの著書「絶対悲観主義」で多くのが人が生きやすくなるんじゃないかと思い、このnoteを執筆しました。

「大抵のことはうまくいかない」

最後まで読んでいただきありがとうございました。

P.S. 
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