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ローデータの先にはお客様がいる

私は教育系の大手企業でDX担当なる役割として働いています。 が、実際には、開発部門からは営業さんと呼ばれ、 営業部門からは開発さんと呼ばれるという板挟み、そしてDX担当は私以外には管理職のみという状態です。

そんな、私、数値分析的な仕事をすることもあります。アクセスログから、利用状況とかわからない?
という、偉い人からのご依頼がきたりするわけです。

サービス自体にデータ集計をする機能はついていません。
DIDXの途中なので。

だから、開発担当に相談にいきます。
なんか数字出せないでしょうか?、と。
芳しくない反応をされるが
偉い人からのご依頼なので。。。
と、私も仕方なくやってる感を出してなんとか手伝ってもらう。

すると、開発部門からいただけました!
数値が!
ローデータのCSVが!
さ、データはわたしたぞ、あとはオマエの仕事だ という開発の心の声。

ここから、名ばかりDIDX担当である私の闘いがはじまります。
偉い人はどんなことを知りたいんだ?
という観点と
どうCSVデータ加工したら欲しい数字が出せる?
という観点
2つの観点から、レポートを作成していくわけです。

ただ、私、このデータ加工の作業好きなんですよね。
サービスのローデータって、つまり
お客様がどうサービスを使ったかの足跡
ですよね?

おー、想定通りに使ってる!
え?こんな使い方してる人おるん?
みたいは発見ができますよね

そして、その発見を、既存事業の方に
◯◯という使い方をしているお客様もいらっしゃいます!
と、事例として発表していたりします。

1番の問題は、
効果検証まで考えずにとりあえず流行りだからサービスつくっちゃえ!
という設計をした開発ないしプロマネだとは思ってます。

ただし、そんな状態、大企業のなんちゃってDIDXだとザラにあると思う。
数字からお客様を想像し、使い方に想いを馳せる変態性

CSVやエクセル活用能力
が、大企業のDIDX担当には必要だなって思います。

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