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旅行記

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記事一覧

【最終話】欧州旅行記2024 バルセロナ編4 凱旋門そして帰国

欧州旅行記11話目。前回の記事はこちら。 3月8日。旅程12日目。バルセロナを発ち日本に帰る日。 10泊13日のヨーロッパ旅行が終わろうとしている。 朝食会場の話ホテルの朝食はビュッフェ形式。 バルセロナでは、じゃがいもの入ったスパニッシュオムレツがあったのでそれをチョイス。 朝食会場に行くと、前日グエル公園で写真を撮ってくれた日本人夫婦に偶然の再会。話を聞くと、今回は新婚旅行で、スペインの次はパリに行くという。 パリは数日前僕らが怖い思いをした国なので、スリ未遂に遭っ

欧州旅行記2024 バルセロナ編3 グエル公園~最後の晩餐

欧州旅行記10話目。前回の記事はこちら。 お腹が満たされてブケリア市場を後にする。 次の行き先はグエル公園。 地下鉄とバスを乗り継いで約30分。地下鉄の最寄り駅から徒歩のルートもあるのだが、バスだと入口のすぐ近くまで行ける。バスが結構急な坂道を上っていくのを見て、乗ってよかったと思う。 バスの乗り方は、乗降口に設置されている打刻機にチケットを挿入すると、打刻されて戻ってくる仕組み。 バス内でのハプニングここでちょっとしたハプニング。 後方の座席に座っていたところ、途中で妻

欧州旅行記2024 バルセロナ編2 カサ・ミラ~ブケリア市場で最高の生牡蠣に出会う

欧州旅行記9話目。前回、バルセロナ初日の様子はこちらから。 サグラダ・ファミリア再訪3月7日、旅程11日目。バルセロナ2日目。 朝食を終えて向かったのは、前日に続き2度目のサグラダ・ファミリア。 今回のバルセロナのメインはここと決めていたこともあるし、時間帯によって光の差し込み方も変わるので、前日夕方だけでなく、朝の光のサグラダ・ファミリアも見ようと日本にいる時点で決めていた。 前年に東京国立近代美術館で開催された「ガウディとサグラダ・ファミリア展」にも足を運んで、長く自

欧州旅行記2024 バルセロナ編1 癒やしのサグラダ・ファミリア

欧州旅行記8話目。パリ3日目の朝からスタートです。 ひとつ前の話はこちらから。 パリ脱出3月6日、旅程10日目。 この日はパリを出て、飛行機でバルセロナに向かう予定。 前日スリ未遂に遭ったこともあり、なんだかパリの街が怖くなってしまった。その場で助けてくれた人もいるし、あちこちで接する人たちが基本的にはいい人だと頭では分かってはいるものの、わずかな隙も狙われると思うと、身体から緊張が抜けない。 パリはロンドンとは違い、自分の中であまり馴染めないまま過ぎてしまった。もう他所者

欧州旅行記2024パリ編2 スリに出会った話

欧州旅行記7話目。 ロンドンからパリに入りました。以下の続きです。 自動券売機で失敗3月5日、旅程9日目。パリ2日目。 雲行きの怪しいこの日はトラブル続き。 朝からベルサイユ宮殿へ。最寄駅から地下鉄に数分乗り、RER C線に乗り換える。地下鉄はアプリで10回分の回数券を購入済だったが、今日はパリ郊外に向かうので、ここだけは駅の自動券売機で切符を買う必要がある。 券売機の使い方も事前に予習してきたつもりだったが、あろうことか、間違えてベルサイユ宮殿の最寄り駅(Versai

欧州旅行記2024 パリ編1 地下鉄でパリの洗礼の巻

欧州旅行記、以下の続きです。 3月4日、旅程8日目。 この日はユーロスターで国境を越えて、ロンドンからパリに向かう。 朝5時45分、ホテルをチェックアウトし、地下鉄と鉄道でセントパンクラス(St. Pancras)駅へ。もともとタクシーで移動することを考えていたが、既に電車が動いている時間なのと、この数日の滞在でロンドンは大きな荷物を持っていても移動に支障がなさそうと判断できたので。 ユーロスター内はもうフランスユーロスターの出発時間は朝7時。 手続き窓口に並ぶ前に、その

欧州旅行記2024 ロンドン編5 アーセナルスタジアム、ロンドンの総括と英会話

今回でイギリス編は最終回となります。 前回、ウィンザー城とウェストミンスター寺院を訪れた際の模様はこちら。 アーセナルスタジアムツアーつい先ほどウェストミンスター寺院で洗われるような気持ちになった後ではあるが、続いては全く脈絡なく、イングランドサッカー、プレミアリーグのアーセナルスタジアムツアーへ出発。 16時頃到着して入場。普段は入れないロッカールームや関係者席、ピッチにまで出られるスペシャルなツアー。 アーセナルには日本代表のディフェンダー、冨安健洋が所属している。

欧州旅行記2024 ロンドン編4 エリザベス女王を偲ぶウィンザー城&ウェストミンスター寺院

ヨーロッパ旅行記の続きです。前回の記事はこちら。 ウィンザー城へ旅程6日目。小雨。 ホテルで朝食後、ウィンザー城に向けて出発。 Waterloo駅から電車で約1時間。 このラウンドタワーを見るだけでイギリスにいることを実感してテンションが上がる。衛兵交代式の見学が一番の目的だったが、残念ながら雨のため中止とのこと。ざんねん。 建物内は撮影禁止のため写真はなし。 日本語対応の音声ガイドあり。 入城時に、空港並みのセキュリティチェックがある。 2人で60£(11,400円)

欧州旅行記2024 ロンドン編3 バラマーケットで生牡蠣とパエリアを喰らう

旅程5日目。蜂蜜色のコッツウォルズからロンドンへ戻る。 前回の旅行記はこちら。 Paddington駅。 駅のホーム(改札内)に自転車置き場があって新鮮(以下写真右)。 そういえば、ロンドンでは自転車をそのまま持って電車に乗ることができ、自転車専用のスペースもある。 他にも日本と異なる点としては、ペットの犬もリードを付けて一緒に乗ることができること。周りの人が気にする様子もないし、犬もきちんと躾けられていて吠えたり粗相したりしているところは見たことがない。社会性があって素

欧州旅行記2024 ロンドン編2@蜂蜜色のコッツウォルズ

欧州旅行記の続きです。 今回はロンドンから北西にあるコッツウォルズ地方のお話。 2泊お世話になったロンドンのHatton Garden Hotelをチェックアウトして、コッツウォルズ地方に向かう。朝食はホテル隣のCOSTA Coffeeにて。 COSTAはロンドンでは至る所にある。コカ・コーラ社が出資したこともあり、最近では日本の自動販売機でもコスタコーヒーが買えますね。 手軽さという点では日本でいうドトールのような存在でありながら、店内は少しゆったりしていてエクセルシオー

欧州旅行記2024 ロンドン編1 完全キャッシュレス&レミゼ観劇の巻

10泊13日のヨーロッパ旅行に行ってきました。 海外旅行は5年ぶりで、主な行先はロンドン&コッツウォルズに6泊、パリ2泊、バルセロナ2泊。過去の海外旅行は添乗員同行のパックツアーにしていましたが、今回はすべて自分で調べて予約する個人旅行。 各地の情報は検索すればいくらでも得ることができるものの、それぞれの土地の空気を感じたり体験したりすることは、直接現地に行かないと決してできません。 欧州の3つの国を自分の目で見て回り、様々な史跡、名所、観光地を訪れる機会を持つことができまし

【Hotel WELLIES】英国を感じる軽井沢と白糸の滝

今年の夏は仕事の都合でなかなか長い休みがとりづらく、遠出は難しいと思いつつ少しでも涼しいところと考えて選んだ、1泊2日の軽井沢旅行。 台風が少しコースを逸れて、晴れとはいかないまでも滞在中はほぼ雨もなく過ごせた2日間。 白糸の滝初日まず向かったのは白糸の滝。 ここは滝の割とすぐ近くまでクルマで行けるので便利。 森の中を歩くこと数分。 こちらはメインの滝ではなく川の一部の扱いなのだけれど、水量的にも既に十分な迫力。このすぐ先に横幅の広い滝が現れる。 横幅が70メートルあ

人生初グランピングが最高だった

人類はとんでもない発明をしましたよ…。 ここ数年キャンプブームだといわれていてちょっとだけ興味はあるものの、キャンプの敷居の高さはインドア派には越えられない高い壁がそびえ立っていますよね。そんな全インドア派の強い味方、グランピングです。 キャンプ道具を何も持たず手ぶらで行って、冷暖房完備のドーム型テントに宿泊。キャンプの要素は食事が外なことくらい。 この居室の快適さを見て…。 冷暖房完備、電源もあり、wifiも飛んでいる。冷蔵庫も空気清浄機もある。 ドームの一部は窓になっ

朝食ビュッフェ最強の宿"SAKURA TERRACE THE GALLERY"(京都)

泊まってよかった宿、また行きたい宿として、京都の「SAKURA TERRACE THE GALLERY」(サクラテラス・ザ・ギャラリー)を推します。大変満足度が高かったので書いておきたい。 2021年11月の京都旅行時に4泊5日で利用しました。 京都駅、新幹線八条口から徒歩2分、レンタサイクル先はホテルから徒歩1分というアクセスのよさで重宝しました。 朝食ビュッフェのために何度でも泊まる価値がある特によかったのが朝食のビュッフェ。見出しの通り、このためだけに何度でも泊まる価