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ベネルクス旅行記2/4〜おとぎの街ヒートホールンとアムステルダム

2019年6月のベネルクス旅行記、2日目から3日目はオランダ。
クレラー・ミュラー美術館、運河の街ヒートホールン、アムステルダムの国立美術館、ゴッホ美術館などの模様です。以下記事の続編となります。

クレラー・ミュラー美術館

午前中は、オッテルローでクレラー・ミュラー美術館見学。

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広大な敷地の森の中にある美術館でゴッホの絵を見るなど。本物ですよホンモノ。館内を見た後は、広大な庭園をちょっとだけ散策。入り口の門から駐車場まででも結構な距離があって、自転車で移動している人も多い。

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雨予報だったが晴れてよかった。湿度が低くて過ごしやすい。

農業国だけあって、牧草地帯が延々と広がっており、アウトバーンから景色を見ているだけで飽きない。

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郊外の交差点は多くがロータリー式で、信号はない。

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こういうの、日本でも郊外では取り入れたらよさそう。でも、回っているうちに方向感覚をなくしそうではある。

おとぎの国ヒートホールンは水路の街

午後から、オランダのヴェネツィアと呼ばれる水路の街、ヒートホールンへ。街に車は入れず、運河からボートで行く非日常感がわくわくする。

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おとぎ話の世界のように美しい家々と、運河が張り巡らされた街をボートで見学。これぞまさにリアルジャングルクルーズ。気候も良くてテンションが高まる。

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運河側から見た民家。川辺の植物まで美しい。

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森の中の水路。

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見るものすべてがキラキラしていてフォトジェニック。アトラクションではなく実際に人が住んでいる街なのがすごい。今回のツアーを選ぶ決め手になった街なので、晴れたタイミングで来られてよかった。
茅葺き屋根の家も多くて驚いた。茅葺きは日本独自の文化ではないのね。

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水路は時々渋滞するw
ヒートホールンは本当に美しい街なのでお勧めです。ぜひ行ってみて下さい。

オランダの街はどこも綺麗で、全くゴミが落ちていない。素敵。
オランダやベルギー周辺の天気は変わりやすいようで、日本で見た天気予報は全日程で曇り時々雨と出ていたし、現地のテレビで見た天気予報はもっとひどくて、晴/曇/雨のすべてのマークが表示されている。結局どういう天気なんだよと思ったが、実際、一日のうちにすべての天候がめまぐるしく変わる日もあって納得。逆にいうと、雨が降っていても悲観しなくてよくて、そのうち晴れてくることを知っていれば楽観していられるよさがある。
旅行全体を通してみたら、晴れている時間帯が多かったような。

アムステルダムへ

さて、その後はバスでアムステルダムへ移動。全長約32キロ、世界最長の締切大堤防を通る。旅行の案内には「まるで海の上を走るようなドライブ」と書かれていて、黒部ダムの巨大版を想像していたのだが、実際に来てみると、走っているのはただの道路なので特段の感動はなかった。

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すごいといえばすごいけど、規模が大きすぎて、普通に海辺を走っている感覚。でも、この堤防のおかげで、農地を確保し、水害から街を守っているのだよね。
アムステルダムに到着し、スキポール空港近くのホテルに2泊。

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夜は旬のホワイトアスパラを食べるなど。アスパラかよ…って一瞬思ったけど、結構バカにできないうまさだったので載せておこう。

レンブラント「夜警」とゴッホ「ひまわり」を鑑賞

3日目。ホテルの朝食はバイキング形式。なんかやたら旨いソーセージやらクロワッサンやらを頂く。この旅行では、どのホテルも朝食のバイキングが素晴らしくおいしかったが、その中でも特においしかった。

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午前中は、アムステルダム国立美術館とゴッホ美術館をハシゴ。すごいツアーだね。
アムステルダム国立美術館では、レンブラントの「夜警」を、ゴッホ美術館では「ひまわり」などを鑑賞。

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ここはフラッシュを焚かなければ写真を撮ってもいいんだって。すごい人w

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昔のままごとセットだそうで。すごい精巧。

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美術館の一部が図書館になっていて、膨大な蔵書が収められている。この中は観光客はほとんどおらず、私語厳禁で静謐な空間。

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古い地球儀。日本列島もちゃんとある。

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上の写真は、ゴッホ美術館前の街の写真を適当に撮ったものなのだけれど、もうこれだけで歴史と風格を感じることができる。

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上の絵は、名画「ひまわり」の凹凸を触って感じられるように公開されているレプリカ。本物ではないのでご安心を。

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アムステルダム国立美術館前の広場。

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こういう歴史的文化的な資産に触れられて、人が集える広場がある。ああ豊かだなあ。

運河クルーズと街中散策

午後は運河クルーズ。操縦席すぐの場所を確保できたのはよかったが、あいにくの雨で写真はほとんどない。見通しもあまりよくなくて、クルーズがほぼ終わるころに晴れてきた。

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アンネ・フランクが住んでいた家の前もクルーズ船で通った。時間があれば散策の際に行きたかったが、かなりの人が並んでいたので断念。

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運河クルーズのあとは街を自由行動。
サイクルショップのRaphaに行ってみた。Raphaは日本でもお洒落なウェアを販売しているお店で、東京では千駄ヶ谷にあり、カフェも併設されていて何度か行ったことがある。

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アムステルダムのお店には、日本では見ない(ような気がする)ウェアも売られていた。

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この自転車乗れるのかな?
オランダは自転車大国で、多くの街道には自転車専用レーンが整備されており、サイクリングしている人も多い。歩行者より自転車優先の社会。街を歩く時は自転車に気をつけないと。

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街中の運河沿いにもたくさんの自転車が置かれている。

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街中の道路にも自転車専用レーンがあって、路上駐車できないようになっている。日本だと車道はあくまで自動車優先で、自転車が走るところに路駐されて自転車はクルマにはねられないように気を付けながら走るイメージがあるけれど、この完全分離制は自転車が安全に走れるのでいいよね。

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17世紀に建てられた王宮。天候と光の加減で暗くなってしまったが見事。王宮前の広場に人がたくさんいるのも、なんかすごくよい(語彙力w)。

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東京駅のモデルとなったアムステルダム中央駅。美しい。

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町中に運河が張り巡らされていて、跳ね橋もある。どちらを向いても美しいし素敵だ。

次回は、キンデルダイクの風車群とブルージュ歴史地区です。

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ぜひお読み下さい。

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