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ベネルクス旅行記4/4~ルクセンブルクとケルン大聖堂、そして帰国

2019年6月のベネルクス旅行記最終回、6~8日目。
モダーヴ、デュルビュイ、ルクセンブルク、ケルン、そして帰国まで。以下の続きとなります。

モダーヴ城見学

旅行6日目、いつもの朝食メニューでスタート。たぶん他にも選べたと思うけれど、なぜかいつも同じものばかり選んでいた。ウインナーとベーコンとスクランブルエッグ。それにクロワッサンかバターロール、またはその両方。

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アルデンヌ地方の古城、モダーヴ城を見学。
13世紀に建てられ、17世紀に改修されて現在に至る由緒あるお城。

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城の前の道はこんな感じ。都市に住んでいる者としては、もしここに住んでいたとして、一体どうやって日々を過ごすのか、そんなどうでもいい心配をしてしまう。街から離れた場所で、城内の限られた人間関係が出会う人のほぼすべてで、限られた選択肢の中で一生を過ごしていく閉鎖的な空間は、どういうものなのだろう。外を知らず実際にそこで過ごす人にとっては、案外それが当たり前のことであって、特段不自由とは思わないのかな。
そんな妄想はともかくとして、お城は立派だ。

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城の前はロータリーが整備されている。

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これは家系図かな?ヨーロッパにもこういうのあるんだね。

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食卓。

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厨房。使用人はここで食事もするみたい。

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小さいながら教会まである。

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城の裏は深い森。外界と完全に隔絶された世界という感じ。

世界一小さい町デュルビュイ

続いて、世界一小さい町として知られるデュルビュイに移動して昼食。

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渓谷の合間にある美しい町。

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アルデンヌ産の生ハムはしっとりとしていてなめらか。うまい。

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小さな町はそれほど賑わっている感じではないものの、景色が美しく、石造りの町並みも素敵。

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閉まっていたので分からないが、パーキングとあるので駐輪場か駐車場かな。古い自転車が飾られていた。その隣はビストロとあるのでレストランか。

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肉屋を覗く豚。

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どこで撮っても絵になる。

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崖に面した池の噴水も綺麗。

天然の要塞ルクセンブルク

ルクセンブルクに移動して散策。ルクセンブルクは、小さいながら断崖と水路による堅固な天然の要塞都市として激動の歴史を重ねてきた国で、現在は金融機関が集中して一人当たりGDPが世界一の都市。

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到着時はかなり強く雨が降っていたものの、散策しているうちに晴れてきた。オランダ、ベルギーもそうだったように、天気がめまぐるしくよく変わる。

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おお、雨上がりの空に虹が!素晴らしい。

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左は砲台跡。

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ちょっとした広場に踊る人の像があって、ステージも作られていた。ライブとかあるのかな。

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ノートルダム大聖堂。有名な寺院だが、観光客は意外といない。

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街の様子。砲台跡を含む旧市街地は世界遺産に登録されている。

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路地。雨で濡れた石畳まで味があって素敵だ。

最後の夜はダブルツリー・バイ・ヒルトン

この旅行最後の宿泊先は、ヒルトンのダブルツリー。

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こんないいところに泊まれちゃうのか。

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部屋は格調高い雰囲気。

このツアーでお世話になったH.I.S.で設定しているホテルのグレードは、高い順にラグジュアリー(S)、デラックス(A)、スーペリア(B)、スタンダード(C)とされていて、部屋の広さとベッドの幅を基準に決められている模様。この旅行では基本的にはスーペリア(B)クラスで、全く不満のない広さと快適さだった。最後の宿泊先がデラックスクラスだったことで、満足度がより高くなった。

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夕飯もホテル内のレストラン。これもすごくおいしかった。

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僕は普段アルコールをほとんど摂らないのだけれど、最後の夜なのでビールを一杯だけ。満足。

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デザートもおいしくいただきました。

圧巻のケルン大聖堂

いよいよベネルクス旅行最終の7日目。ドイツのケルンに移動して昼食。

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創業700年の老舗、Jahre Brauhaus Sionにて。

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ドイツと言えばソーセージ、それにジャガイモ。うまいよ。特別うまいというよりは、普通にうまかった。

この日のメインイベントは、世界遺産のケルン大聖堂。600年以上かけて作られた壮大な建築物。

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どーん。
これだけの長い年月をかけて巨大な建築物を作り上げるのは、たくさんの人達の強い信念がないとできないよね。600年に渡って人の意思が受け継がれて築かれた構造物。本当に見事。ただただ圧倒される。

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どの角度から見てもすごい。

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「ここが私のアナザースカイ、ケルンです!」Another Sky風に。
数時間しかいなかったですけども。

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一体どうやって作ったのだろう。壮大な建築物だが、ただ大きいだけでなく、細部まで精巧。

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内部も本当に凄いのよ。どうしてこんなに天井を高くしようと思ったのか。日本の建築物は基本的に木造だから、日本人はそもそもこういう発想がないような気がする。

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外に出ると、そこにはケルン中央駅。素晴らしい青空。

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ケルン大聖堂とケルン中央駅の間の広場。その辺の階段に人が座っているのがヨーロッパぽい。日本ではあまり階段で座っている人を見ないよね。

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散策中に見かけた自転車。前に子供を乗せられるようになっている。便利そうだけど、日本でこういうのを見ないのはなぜだろう。止められる自転車置き場がないから?大きい自転車だと邪魔だから?道路交通法上の問題?
よく見ると、鍵のチェーンがめちゃ太い。強度の高い鍵を付けておかないと盗まれちゃうんだろうね。

そんなこんなですべての観光を終え、空港のあるデュッセルドルフへ向かう。どの目的地も素晴らしく、心ゆくまで堪能した。

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20時発のANA直行便で帰国。

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遠くに沈みゆく太陽。何かも美しい。
機中泊の後の8日目、14時半頃成田到着し、ツアーは無事解散。素晴らしい旅行だった。

さいごに

6泊8日のベネルクス旅行記、これにておしまいです。
海外旅行になかなか行きづらい状況ということもあり、自分の備忘録も兼ねて2019年の旅行記をまとめておくことにしました。今後海外に行こうと思い立ったときに、どなたかの参考になれば幸いです。
最後までお付き合い下さり、本当にありがとうございました。

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