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働く時間の2割を自由時間にできたら凄い職場

拘束時間の2割を自由時間にするマネジメント、大切。

ある本を読んでいて、題名の記載があり、思い当たることがあり、引っ掛かりました。

今から約4年前、コロナが流行り始めました。
初めて、緊急事態が宣言され、学校が休校となりました。
当時、私が働いていた病院の状況は、不要不急な治療は、ストップとなりました。
そのため、やらなければならない業務が極端に減りました。

そうすると、
〇やりたかったけど、時間がなくて出来なかったこと
〇整理やシステム化した方が良いとされること
〇考えたり論文を読むこと
が、業務時間内にできるようになりました。

おそらく、「通常業務ができなくて、窮屈で大変だ。」
と思っていた方が多かったと思いますが、私は違いました。

普段、業務時間外の時間を使っていたことが、業務時間内にできるようになったのです。

そうすると、どんどん進むのです。
おそらく、夕方疲労した中でやったり、朝早く起きてお尻が決まった中でやったりと、脳が100%の機能を発揮できない状況で、実行したいたのでしょう。
思った結果にならなかったり、最後までやりきれないことで、欲求不満が続いていました。

しかし、不幸中の幸いなのか、、、コロナにより通常業務が減り、脳が100%機能する時間にやりたいことができるようになったのです。

この時に作った資料・システムは、4年経った今も、使われ続けられているものが、多い!。
残ったことはもちろん良かったですが、それ以上に私の時間の使い方を大きく変化させました。

よく、重要度・緊急度で仕事を4つに分類することが提唱されています。
この体験をする前は、緊急度の高い仕事ばかりしており、重要度が高いけど、緊急ではない仕事に手を付けられていませんでした。
今回、通常業務(緊急度は高いが、重要度は低い)が減ったことで、重要度を基準に仕事を進める経験ができました。

そうすると、日常が戻ったときに、重要度から考え始めるようになりました。

「働く時間の2割を自由時間」というのは、もちろん創作的な、考える時間があることで、より高次なことができるようになるということでしょうが。
私にとっては、重要度が高いことをやる時間が確保される。それが、思考が必要であることもあれば、単純な作業なこともあります。
しかし、通常業務だけで終わる1日と、30分でも自分で考え動けた時間があることは、充実感が違いました。そこに評価がついてくると、社会人としては申し分なし。

皆さんは、働く時間の中に自由時間はありますか?

一度、無理やりにでも作ってみてください。
その後の仕事時間が大きく変わりますよ。

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