With コロナ時代のデジタルトランスフォーメーションのススメ

サマリー

コロナ禍でデジタルトランスフォーメーションを個人的にお手伝いした体験記です

活動に対する背景

堤さん発起の2020年幻のオリンピック開催日に向けたソーシャルアクションに参加してはや四ヶ月経ちました。活動の前後でインドプロジェクトに没頭したため自分がやりたかった活動が中途半端になってしまった事がずっと頭の片隅から消えずに残っていました。

個人的にスタートアップエコシステムに取り組むと宣言しましたが、ようやく何かしらの形で発信できそうです。


今月ようやくインドのプロダクトラウンチできて時間的に余裕が出来た事もあり、やるからには短期で全力で、できたら爪痕を残したいと思ったので、前々から気になっていたデジタルトランフォーメーションにコロナで深刻な影響を受けている社長と取り組んでみました。

取り組み成果

取り組み始めて数日の間に、結果的に30倍以上の業務スピードアップが見込めるようになり、それをベースに業務改善策を高速に適用しながらアップデートする事で、短期的に圧倒的なビジネス革新を実現するための会社に生まれ変わりそうです。

今後の期待

コロナ禍で困っている会社をサポートする事は幅広く浸透してきたと思いますが、デジタルトランフォーメーションという切り口で世の中に役立てる可能性がある事がわかりました。サポート側として事業化するためにはハードルが高そうですが、Go to 社長みたいなイメージで気軽に応援できる仕組みがあるとより多くの会社がビジネス革新するチャンスがあると思いました。

具体的な経験体験

以下は私の体験をまとめたものですが、あくまでも個人的な見解となります。


プロダクトラウンチに向けて我々はデジタルトランフォーメーションがある意味確立されていて誰にも真似できないくらい最適化されていると思っていたのですか、なかなか自分自身の良い部分を周りに伝える事が難しいと感じていました。自分の考えを文章にまとめて発信するだけでは、説得感が無いのではないかと思ったので、今回実践してみようと思った次第です。


コロナで困っている事には間違いないけど、コロナ後を見据えてマルタ留学専門のマルタマルタの岩田社長からweworkで相談される機会がありました。コロナ前だと話を聞く事はあっても悩みを解決する事は難しかったかもしれません。今回上手くいったと思われる事例を私目線で共有したいと思います。

グローバルの色々な企業と打ち合わせしてきましたが、私目線だと以下のポイントがボトルネックになります。一方、岩田社長とは割とスムーズに実践できました。


ポイント1

現場の悩みと社長の悩みは違う

ポイント2

社長の悩みを聞ける場所が少ない

ポイント3

社長と高速にPDCA回せる場所が無い

ポイント4

社長と変革後のビジョンを共有できない


当たり前ですが、NDAを結ばないと話してくれないパターンが多いです。特に日本だと3ヶ月くらいNDA締結にかかる事もあるなど悩みを聞けるまでに日数がかかります。しかしながら一旦NDA結ぶと現場としか話が出来なくなる気がします。

今回はwework内の信頼関係だと思うのですが、岩田社長とはNDA結ばず悩み相談から始まりました。相談場所はオープンスペースで、周りに座っている人達は我々がまじめな話をしている事は認識してるはずです。普段は割と世間話したり、私自身のアップデートを聞いて応援してくれたりしています。


今一番困っている事を岩田社長に聞いたら、見積書の作成時間がwebツールを使っても30分くらいかかっているのと、10%くらい入力ミスがあるという事でした。


問い合わせ件数が増加してきているけど、見積もり対応分しか対応出来ない事が見えてきたのと、人を雇っても入力ミスが変わらないと負担が増えるだけという状況でした。


もしも見積書作成時間が短縮できたら、どのくらいインパクトありますかと尋ねたところ、今見積もり対応してる人の負荷が減るだけでなく、顧客毎によりパーソナライズされた見積書を提供出来る、今まで手が回らなかった留学先の見積書も用意する事ができる。私と新しい事を一緒に始められそうだと即答ありました。


個人的に応援したくなったので、見積もり作成するとこを今から見せてくれませんかと岩田社長に頼んでみました。実際に全体像を直接見る事ができたら、自動化できるかどうか、どのくらいでプロトタイプができそうかその場で回答できると提案してみました。私の提案に対して快諾してくれる事になり、その場で見積書のサンプルを作ってくれました。


作成してもらった見積書は思った以上に複雑に見えましたが、ハッカソン並みのパワーで取り組む事で、半日かからず自動化に向けた試作ができました。


試作したデモを岩田社長に見せたところ是非実用化したいと絶賛してくださいました。留学オプションを追加する場合、ユーザ視点と自動化視点だと考え方が違うという事を理解してもらいながら、高速に双方がメリットあるような形でバージョンアップしていく事ができるようになりました。


バージョンアップの話をしながら、その場で決まった事に対して双方が対応し、またバージョンアップ後に状況を確認しながら先に進んでいくていう様にweworkで一緒に過ごす時間が物凄い効率良い状態に変わっていきました。


こういう状態になると、変革後のビジョンについて気軽に雑談のようなイメージで進められるようになります。溢れ出るアイデアに対して、何が次のステップなのか、次に何が必要になるのか含めてアドバイスできたりする事がリアルタイムで実現したする事ができるようになりました。

むすび

3日間程度ではありますが、自己研修のような形態で普段できない経験ができたという事に満足してます。日本のスタートアップ支援という事だとかなり効果ありそうな気がしますがいかがでしょうか?


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