密林の天然温泉@タイ、世界八十八湯温泉めぐり5カ国目

おはようございます!今日は世界の温泉をめぐる温泉道の旅。5カ国目はタイについて。タイはユニークな温泉がおおいんで、湯めぐりの楽しみは、ひとしおです!ということで、南国ながら、あえてビーチには立ち入らず温泉をめぐってみましょう。

■タイへの行き方

まずはラオス行きのときにすでに紹介したように、僕はタイへはカンボジアのシェムリアップからバンコクへ深夜バスで移動しました。とはいえ、日本からは飛行機でバンコクに直行するのがいいと思います。^_^

■タイ国内の移動

国内移動ですが、大きな都市間の移動は、長距離バスと鉄道を利用しました。もちろん航空機もあります。ちなみにバンコクから南部に下る深夜バスでは睡眠薬強盗の被害があると聞いてました。し、最近も知人がその被害にあったらしい。なので注意はしたほうがいいかと思います。僕の場合は、念のため腹巻きにキャッシュカードやパスポート、最低限の現金とかいれたりしてました。が何もおきませんでした。ただ同じバスにのっていたフランス人の方が荷物がなくなってると騒いでいらっしゃいました。また、別な機会にマレー鉄道でバンコクから移動した際は、鉄道職員のおばちゃんが、ランチの値段をぼったくってくるということも。こういうのも、まぁ旅の醍醐味として、楽しめるといいかと思います^_^

■タイの温泉と入浴施設

さて、タイの温泉いくつか紹介しましょう。まずは北部チェンマイからこちらのローカルバスで小一時間ほど

むかったのがこちら。SANKAMPAENG HOT SPRING

これでもかと、間欠泉が湯をふき上げております。ここは観光客向けというよりは、タイの方々の観光保養地といったイメージ。

のんびり木陰でお酒飲みながら、足湯につかったり(寝たり)と、のんびーりできます。ここからさらに3キロほど移動したさきに、もう一つ温泉。ROONG AROON

ここでも間欠泉がブッシャー。どうもこういう、派手なのが好きらしい。

ここは源泉かけ流しの湯を個室で楽しむことができます。

受付をすませて、室内へ進むとこんな感じ。


このなかに入ると

こんな感じ。もう、絶対どっちがお湯かを間違える心配がありませんね。

さて、数がおおいので、さきを急ぎましょう。次はバンコクの西のまちカンチャナブリ近郊の寺のなかにある温泉、ワット・ワンカナイ寺院温泉

近くの街からレンタルバイクでお寺へ。寺の中にはこんな感じで温泉場が。

受付のまえでは、「ここは寺だぞ!」ということを、これでもかと主張されてる。脇には国民に大人気プミポン国王?のカレンダーも。ちなみに、手前の布は「水着のかわりに、これ巻いて湯にお浸かりなさい」というタイ版の浴衣。

浴槽は、省エネスタイル!お湯の質は良く、湯治場として栄えているそうです。

さらに、カンチャナブリから北西へ。気がつきゃミャンマー国境ともちかい、ここはヒンダット温泉。

これ、何がおこってるかというと、手前は川の水でつめたい。で、奥側は温泉。川沿いの温泉地なんす。さらに興味深いのは、この温泉の歴史。もともとこの温泉は戦時中に日本軍が発見し開拓したらしい。そんな温泉ですが、ワタシたち意外に日本人客はみあたらず。ロシアからの観光客の方が山程お越しになっていたこと。

ここで旅の行程としては一度ミャンマーへ入国します。が、ミャンマーの湯めぐりは次にゆずります。で、ここではミャンマー帰国後むかったタイ南部の名湯も一挙に紹介(多いな~、笑)

南部のクラビからレンタルバイクで、ブーンと30キロ位。走って目指すのはエメラルドプール。名前聞いただけでワクワクするっしょ?おおきな道路をひたはしって、ここらへんから山側へ。

そして、出会ったその温泉がこれ。

たしかに、エメラルドっちゃ、エメラルドでしょ。笑、とはいえ水に浸かって気づいたのは「あれ、つめたい?」ってこと。これ温泉じゃなくね?とドキドキしてたら、なにやら向こうの滝のほうにヒトが集まってる様子。

そして、この滝、、、、あったけ~。しっかり温泉でした。といっても、あまりの浴槽の広さに、お湯が冷めまくるということらしい。ま、これも南国らしい楽しみ方っすね。気持ちいいし。

そして、エメラルドプールからの帰り道でそのまま立ち寄った、タイの締めくくりとなる温泉がこちら!

ホットストリーム・ウォーターフォールという名のとおり、温かいお湯が小さな滝を連ねながら川に流れ込んでて、ところどころの滝壺につかるというのがこの温泉のスタイル。しかも密林のなかで。これはもう湯めぐり好きには鼻血もんす。

お湯に浸かりながらの景色はこんな感じに。川遊びと併用できるんで、いつまでも長居できてしまう。本当、地球の恵みのありがたさ感じます。

■タイの湯めのお宿

バックパッカー天国といっても過言ではないタイなので、たとえば有名なバンコクのカオサン通りをはじめ国内はどこにいっても安宿がいっぱい。宿探しには困らないです。ちなみに自分はまえもって予約はせずに、直接宿をたずねて、部屋を目で見てから、値段交渉のうえ宿をきめたりもしてました。

■湯めぐり、この一皿!

タイといえば、パッタイ。バンコク訪れたバックアパッカーならおそらく大抵の人が経験するんじゃないかと思うのが、カオサン通り沿いの屋台でいただくパッタイ。安さのわりに、味とボリュームに満足。ビールもお供で、さらに大満足まちがいないっす。

■タイならではの湯巡りの楽しみ方

さて、タイならではの湯めぐりの楽しみ方、、、というか、見てきたようにタイはとにかく温泉のバラエティが豊富。なんで、まっすぐに温泉自体を楽しんでもらえればいいと思います。それぞれの湯船からみえる景観もそうだし、施設のつくりなんかもそう。日本の常識とは違う部分もいっぱいあるから、それに気づいて、学んだり、「なにそれ!笑」と心の中でつっこんだりしてるだけで、とにかく飽きません。あぁ、また行きたい!

■おなじような体験ができる(はずの)べっぷの温泉

さて、いくら別府とはいえ、さすがにタイのように温泉と川の流れを同時に楽しむようなハイブリッド温泉とも言えるもの、そんなものあるわけ、、、、あ、あるわ。笑 

それがこちら、へびん湯です。

写真は写真はかなり情報が充実している、「別府情報かけ流しサイト べっぷる」さんのコチラのページより→ http://bepple-beppu.com/hebin-spa

これは前回紹介した、鶴の湯とおなじく、別府三大秘湯のひとつ。山奥の天然露天風呂で、しかも川沿い。こちらも地元の有志の方々が、定期的に管理をしてくださっている。とても有りがたい温泉。見上げればそこにはせりだした木々。あたりには川のながれる音。まさしく、タイのホットストリームの体験ができ(るといっても過言ではないとおもい)ます!

もちろん混浴温泉ですが、ほんとうになんにもないので、気になる方は水着とか?あと、女性は一人や、夜間はさすがに気をつけたほうがいいかと思います。が、一度は体験してもらいたい、こちらも名湯なんです!!

■まとめ(おもに別府LOVERにむけて)

タイはバックパッカー天国なんで、世界各国からいろんな旅人があつまってる。ちょと勇気をだして話しかけてみたりして、その人達と触れ合うのもまた楽しいもの。これと同じことはAPUや別府の日常でもいえると思います。「袖触れ合うも他生の縁」という言葉もあります、せっかく、めの前に「未知との遭遇」の機会があるならば、勇気をだして「Hi !」と踏み出してみてもいいかもね。

■タイ、ホットストリーム温泉の基礎データ

・日本からのアクセス、航空機にてバンコクへ。バンコクからはクラビ行きの深夜バス。その後、宿でレンタルバイクとか借りて、南東へむかえ!

・湯ノ質、普通(というか、滝湯として楽しい)
・景観、極上
・設備、とくだんなかったので、水着着てからいくほうがいい。
・人情、普通
・料金、90バーツ ≒300円、バイクの駐車料金5バーツ
・営業時間、ちゃんとした施設なので適切な時間(確認してね。)

■別府、へびん湯の基礎データ
・別府駅からの行き方、別府駅西口からAPU行亀の井バスで20分、明礬バス停下車その後、ああだこうだ山道をのぼりながら温泉へ。鶴の湯とおなじく、バス停からあるくと30分位か?レンタルバイクないので、レンタカーがおすすめです。別府の友達つくるのも良いかと。^_^
・水質 良、お湯はいいです。ただ季節によって湯量など変化のため注意。
・景観 極上
・設備 とくになし、手製の脱衣所があります。男女混浴
・人情 普通(ダレにも出会わないことも多々)
・料金 無料(ありがたや~)
・営業時間 24時間


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?