僕が日商簿記2級を取った時の勉強法。勉強期間は10日間

今回のテーマ
僕が10日間で日商簿記2級を合格したとき勉強法を書いていこうと思います。ただし、合格の可能性を高めるためにはもっと勉強時間をとった方が良いです。あくまで参考として読んでください。

受験背景
転職活動で経理職をやってみたいと考えたものの、関連する資格がない。また、申し込み要件として日商簿記が指定されていることが多く、取らなきゃいけないと思い受験に至りました。いきなり、2級から受験しています。3級合格してからというのは考えていませんでした。
簿記に関しては大学の講義で受講経験があります。しかし、役立ったとは言えません。ゆえにほぼ初学者と言っていいと思います。算数は嫌いではありません。電卓をたたくのは遅いです。

勉強法
2級から始めるとはいえ、簿記をよくわかっていないので、3級のテキストを購入して簿記とは何ぞやというのをまず初めに学びました。問題は解いていません。めんどくさいので。何回かテキストを読むだけで、あとは折にい触れて調べたいときに読むという感じです。これには1、2日ほどしか時間を割いていません。当然ですが、暗記はできていません。
次に2級のテキストも読み始めました。商業、工業別なのでいきなり分量が増えますが時間をかけてはいけません。時間をかけるのはこの後の演習です。読むことに時間をかけるのは適切ではないと考えます。本番の問題を解けるかどうかは、計算練習にかかっていると考えているからです。テキストをまじめに読む人を求めている試験ではありません。
テキストは2日程度しか読んでいません。
そのあとは辞書のように使っていました。
テキストを読みつつもここから問題演習です。問題演習は

『スッキリうかる 日商簿記 2級 本試験予想問題集』を選択しました。

過去問と問題傾向が似ているので、過去問の代わりにこちらを使用しました。記載されている問題をすべて解きましょう。ネット試験模擬プログラムもすべてです。解けないのであれば解法を解説から学びましょう。わからない問題をうんうん考えている時間はないです。さっさと解説をみる。これが大事。それでもわからなければ該当箇所のテキストを読んでください。これを試験直前まで続けます。毎日やってください。 

短期間で合格を目指しているので問題集はこの1冊だけで済ませました。試験日までできるだけ自力でできる問題を増やします。ちなみに僕は少しできな問題がある状態で受験してます。出たら仕方がないと割り切るほかありません。

試験はCBT方式で受験しました。PC上の問題を見て、渡された紙で計算しPC上の回答欄に記入。時間いっぱい使い、合格点数は確か71点です。
ギリギリ合格
です。

勉強時間は1日5~7時間でした。当時は仕事に在職していません。時間に余裕がある大学生の間に取ればよかったと思いました。

この勉強の問題点
合格の確実性はありません。理由は演習量が少ないからです。2級には連結会計も入っており、ここで詰まる人は演習を確保したほうが良いと思います。またこの勉強法だと仕訳問題の演習量を稼ぐことが難しいと思うので、やはり合格の可能性を高めたい人はさらに演習することが望ましいと思います。あくまで最低限ですばやい合格を目指すものです。

他アドバイス
映像講義などは使用していません。そちらが良い人は使ってもよいと思います。
簿記3級から勉強する必要があるかについては、僕は必要だと考えます。2級は3級からの流れを引き継いでるので。また、そちらの方が2級の理解が早まり、結果として短期合格につながります。急がば回れです。

まとめ
演習の対象を絞ることで、少ない演習量でも習熟度をあげて試験に合格するプランでこの時は受験していました。ただ10日しか時間を取っていないのはよくなかったかなと思います。もう少し時間を取るべきだったかなと・・・
何か参考になれば幸いです。

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