こんにちは！
プロのサッカー/フットサル指導者
けんとコーチです🫰

今回は私の指導者としてのルーツとなる
スクールコーチだった頃のことを深掘りして書いていきます！

その前に10年間に渡る指導者生活で
どんな形で指導をしてきたかを
振り返ってみます

・サッカースクール　メインコーチ
・サッカースクール　アシスタントコーチ
・フットサルスクール メインコーチ
・サッカー少年団　メインコーチ
・中学校部活動の外部指導　アシスタントコーチ
・社会人フットサルチーム　監督
・サッカー個人レッスン　
・オンラインサッカースクール

とまああらゆる形での指導をしてきました

今でこそ専業で指導者をしていますが
当時は別のアルバイトなどもしながら
交通費のみ支給のボランティア指導や
アルバイトでのスクールコーチなどもして
経験値を積んでいた頃もありました

その中で1番長く指導していたのが
サッカースクールなのですが
スクールコーチやチームの指導者は
労働時間が長く給与も少ないことがほとんどです
(幸い私の働いていたスクールは
グラウンドに立つ時間以外は
フレックス制のような形でした)

そういった業界であっても
指導者をやりたいと思った理由は
「サッカーが好きだったから」
という一点のみでした

どうせなら1つずつ深掘りしていきたいのですが
ひとまず今回はスクールコーチと
指導者としての土台となっているアカデミーでの学び
について振り返っていきます

スクールコーチの頃は
クーバーコーチングサッカースクールという
全国にあるスクールで
最終的には正社員となり役職もつき
メインコーチからアシスタントコーチまで
様々な形かつ様々なスクールで指導しました

最初のは20歳の頃にアシスタントコーチとして
クーバーの中で日本一会員数が多い校舎で勤務を始めました
それと同時にこれが記念すべき指導者デビューでした

指導者ができるだけで嬉しかったし
子どもの頃にお世話になったクーバーで
指導者になれたことが誇らしかったのですが
指導経験が全くなかったためかサッカーが下手だったせいか
1ヶ月の試用期間で契約を打ち切られてしまいました

当時はとても悲しくて悔しくて
残念な気持ちでいっぱいでしたが
原因が自分に合ったことは明確でした

ただもちろんそれでも指導者の道を
諦められなかったので1年間くらい他のアルバイトをしながら
空いている時間があれば個サルや個サッカーで
「少しでも上手くなろう」
「今の自分から変わりたい」
という想いでプレーをしていたところ
別の校舎でクーバーのアシスタントコーチを出来ることになりました

それからは東京・千葉・神奈川・埼玉など
合計7校くらいはアシスタントコーチををしました

特に千葉のスクールはヘルプなどではなく
固定の曜日での勤務だったため
毎週2時間以上かけて通勤していました笑

そこまでしてもクーバーで働いていたのは
指導自体が楽しかったこともありますが
アカデミーで学びたかったからというのが
自分の中で強かったです

クーバーで正社員になるには
クーバー・アカデミー・オブ・コーチング
というサッカー指導者養成機関を
卒業する必要があり
それをアカデミーと呼んでいます

選手としての経歴がなかったので
指導者として学ぶしかないと
強く思っていたため
ある意味アカデミーに行くしかしかないと
盲信？していたのかもしれません

自分の自信のなさを勉強することで
補いたかった気持ちもありました

クーバーのスクールは基本的に平日開催のため
アシスタントコーチだけでなく
土日やスクール勤務のない曜日には
チームの指導や個人レッスン
さらにはフットサルスクールの
メインコーチなども経験しました

でも残念ながら指導歴が浅い頃は
スクールで他の先輩指導者がやっていることを真似たメニューを
似たような教え方で教えるだけの
いわば先輩コーチの劣化版コピーのような指導者でした

自分でもなんとなくわかってはいるけど
他の指導の仕方や見本となる方がいない環境だったので
なかなかそれを変えられなかったことが
すごくモヤモヤしていました

さらにはその先輩コーチがアカデミーの試験に
2回不合格になったと聞いていたので
自分ではまだ難しいのかなと思っていました

でもやはり諦めが悪いのでなんとか
毎日喰らいつくようにグラウンドに立ち
色んな先輩コーチから
フィードバックや時にはお叱りを受けながら
少しずつスクールでも指導経験を積ませてもらい
だんだんと自分の指導というものが見えてきました


そんな少し指導経験を積んできたが
まだ完全に自信を持ちきれない頃に
様々なタイミングが重なって
アカデミーへ入学することができました

クーバーでアシスタントコーチを始めた頃から
アカデミーにいけるまで5年近くかかってしまいましたが
サッカーエリートでなくても
諦めなければなんとかなりました

アカデミーには1年間通い
座学と指導実践を中心に
他のコーチの指導実践の選手役や季節ごとの
短期スクールのアシスタントコーチなど
月から金まで(時には土日も)みっちり学びまくりました

サッカー自体の勉強はもちろん
指導の仕方やトレーニングメニューの作り方
機能解剖学や栄養学などの関連知識に加えて
発声練習やフィットネステストなど
指導者に必要なありとあらゆることを
多角的に学んだ濃密な1年でした

アカデミーのヘッドマスターは
ブラインドサッカーの当時ヘッドコーチを務める方で
少年時代にクーバーへ通っていた頃のコーチでした
(ことある毎に子ども時代のわんぱくエピソードを聞かされて恥ずかしくなる。笑)

アカデミーの同期には同じスクールで
アシスタントコーチをしていた後輩もいたりと
何かと縁のある人との関わりがありました

子どもの頃から学校が好きだったので
通学したり同じ目標を持つ仲間と
ああでもないこうでもないと話したりして
すごく楽しかったと今では思いますが
発表の仕方という授業で
今まで全く使ったことなかった
パワポで資料作成をしなきゃいけなかった時は
少しばかり手こずりました
(彼女の助けを借りてなんとか発表できました)

また最初は機能解剖学の骨や筋肉を覚える
ザ・教科書ワークに苦戦して
危うくサッカー以外のところで落第しかけました。笑

そんな珍エピソードは置いておいて
ヘッドマスターがアカデミー生に実際に指導してくれたり
毎日のように指導実践をしたり時には泣いている同期を慰めたりと
学びが多く充実した1年でした

アカデミーでの学び＋様々な挑戦と失敗をしてきた結果
今の指導者としての自分を作り上げることができました

その後正社員として1年間メインコーチとして指導をした後
個人でやっていきたいと思いフリーの指導者になりました

10年以上指導者として活動してきましたが
まだまだ駆け出しだと思っているので
今後も挑戦と失敗を繰り返しながら
カテゴリーやサッカー、フットサル問わず
活動の幅を広げていきたいと思います

また10年も指導者を続けてきたので
様々な形で指導をしてきた経験なんかも
書きたいと思っています


ただ現時点では他のSNSをメインに発信していこうと
思っているので次回の投稿は
そんなに早く上げられない気がしますが
次の記事も気長にお待ちください！

サッカー&フットサルのプロ指導者 けんとコーチ⚽️
https://lit.link/puronosakafutosarukentokochi

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