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LINEを使ったWebマーケティング手法を使ってみる【ノマドニア体験記09】

現在、ジョージアのトビリシで、「ノマドニア」という1ヶ月間のワークショップを受講しています。昨日と今日の2日間で「Webマーケティング」について学びました。

Webマーケティングと言っても、マーケティングを学ぶだけでなく、企業などの公式LINEに組み込む「Lステップ」(エルステップ)というシステムを使い、コンテンツを考え、実装をしました。

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Webマーケティングを学ぶにあたり、DRMという用語を学びました。ダイレクト・レスポンス・マーケティング(Direct Response Marketing)の略で、発信された情報に対して、返答があった相手に直接的に商品やサービスを販売することを言います。

販売者が顧客と双方向なコミュニケーションをしていくことで、顧客に商品の購買を促すというもので、マーケティングでは欠かせない手法と言われています。

従来は店舗でスタッフが顧客と直接応対しながら商品の紹介をしていましたが、現在はスマホのチャット上でのコミュニケーションも主流になってきています。これは僕が実感するところでもあります。

今回学んだLステップは、そのDRMをLINE上で行うプラットフォームで、LINE社がベンチマークするほどの権威があると言われています。

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実際にLステップを使っていくにあたり、「歯医者をクライアントとして設定し、虫歯に治療をしにきた患者に定期検診を受診してもらうよう、歯医者の公式LINEを登録してもらい、定期的にメッセージを送り患者に促す」という設定で実装していきました。

どのようなコンテンツにしていくかを考えていくために、設計図をマインドマップを使って作成してみることにしました。
項目として、ペルソナや登録した特典、登録時のアンケート、リッチメニュー(公式LINEの下に表示されるメニュー)そしてDRMの肝となるステップ配信のそれぞれを考えていきました。

マインドマイスターで作成した設計図のマインドマップ

この時、実際に自分がよく受け取る公式LINEを参考にしてみました。歯医者の公式LINEを登録したことはないけれど、ペルソナを自分に設定して、どういうサービスがあったらいいかをクライアント目線とユーザー目線の両方から考えて、内容を作りあげていきました。

Lステップの実装にはプログラミングの知識などは必要なく、画面上で項目を入力していくことで設定できます。なので、最初のハードルはとても低く、概念がわかっていれば操作できます。

LINEからメッセージを自動送信

思っていたよりも簡単に操作できたことにとても驚きました。

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今までマーケティングとは無縁の人生を歩んできました。

LINEの可能性については今までも何度か思うところはありましたが、今回DRMという概念を知ってマーケティングの新たな側面を知ったと共に、LINEを使ったLステップという手法を知って改めてノマドワーカーの幅広さを実感しました。

まだまだ理解しきれていない部分もあるけれど、Webマーケティングも面白いな、と思えたことを嬉しく感じます。



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