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3ヶ月もかけた転職活動が終了した

すっかり不安定な生き方に慣れてしまいました。

一年前の6月に会社を辞め、滞在先のフィリピンからそのままジョージアに移り住みました。

ここで始めた新たな生活は、どちらかと言うと過酷で、不安定な生活に苦しさを感じる日々となりました。

この先の人生どうなっちゃうんだろう。

四六時中そんな悩みを抱え、自由に生きていくのってとても大変なんだと感じていました。

とはいえ悪いことばかりではなく、「今この瞬間を生きている」という実感を強く感じられる貴重な体験だったとも思います。

嫌ならそのまま日本に戻って会社員として再スタートすればいいんだけど、でもどこかそこに振り切れない自分もいました。

それから月日は経ち、僕もちょっとだけ成長して、この不安定な生き方でもつらさを感じることはなくなっていました。

本当は何もしていないことはないんだけれど、何もしていないと錯覚している。そんな自分が嫌でした。


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転職活動が終了

転職活動が終了しました!

やっっっと。やっっと終わった。

9月からベンチャーのコンサルティング会社で、IT系のコンサルタントになります!!

3月に日本に帰国してから始めましたが、思いの外長引いてしまいました。

これまでのスケジュールは以下の通りです。

3月29日、就職活動用アカウントを作成し、エージェントにたくさん登録
4月16日、志望職種を変更
6月16日、初めての内定
7月12日、内定をいただいていた会社に入社承諾

3ヶ月半も時間を費やしてしまいました。

転職活動という意味では今回で2回目にはなります。しかし、前回は海外就職で、しかも1社受けて1社内定という状況でした。

実質初めてとなる転職活動は手探りでのスタートとなりました。

自己分析、履歴書、職務経歴書。新卒時代の就職活動をなんとなく思い出したり、ネットでいろいろと情報を集めて、進めていきました。

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これだけ長引いた理由

働きながらではないニートなのに、就職活動が長引いた理由は3つ。

①途中で志望職種を変えたから、②就職活動をしながらボランティア活動をしていたから、③現実は甘くないのにだらけていたからです。

一つずつ紹介していきます。

①途中で志望職種を変えたから

転職活動を始めた当初、志望職種はプログラマーでした。

ITエンジニアを5年間していたにもかかわらず、僕が担当していたのはサーバーの領域でした。

実際にプログラムを作成するようなことは一切なく、いわゆるプログラミングをほとんど経験しないまま5年間が経ってしまいました。

ITに関わりながらプログラムを書けない、しかもそもそも何をやっているかわからない。

ここにIT業界に居座る者としてのコンプレックスを感じており、それがプログラマーを目指すきっかけになっていました。

しかしながら、途中で僕は志望職種を変えることになります。

とあるエージェントと相談したことによって、僕は進んでいく方向を大きく変えることにしました。

僕の性質ややりたいこととプログラマーという職種がどうも合っていない。

そのエージェントからは僕の軽薄な考えがお見通しだったのです。

その上で本当にやりたいこと、なりたい姿をベースに考えてもらったところ、いくつかアドバイスをもらいました。

それを元に考え直したところ、自分がやりたい仕事とは、「コミュニケーション力を活かせる仕事」「海外とのコネクションを持てる仕事」「前に進んでいる実感のある仕事」だと気づきました。

プロフェッショナルを目指そうと思っていたけれど、実際はジェネラリスト体質だった。

そこから、僕はIT系のプロジェクトマネジメントを目指すことにし、再度自己分析をしたり、情報を集めていきました。

ゼロから転職活動をし直したため、結果として長引いてしまいました。

詳しくは以下の記事にもまとめています。

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②就職活動をしながらボランティア活動をしていたから

仕事をしない中で転職活動のみに打ち込むことが、精神的に大変なことは目に見えていました。

だから、少しでも何か他のことをしながら時間を過ごしたいと思っていました。

そう思い、4月下旬から沖縄のゲストハウスで住み込みのボランティア活動を始めました。一応オーナーに転職活動を並行して行うと許可を取った上での参加です。

日中の休憩時間に、宿の個室を借りて何度かオンライン面接を受けました。

僕は連絡を受けた転職エージェントとの面談は全て参加していたため、日によっては一日3回といったこともありました。

ただ、ボランティアは朝から晩まであり、しかもなかなか一人で黙々と作業する時間は取りづらいものです。面談であれば尚更、一日にできる時間が限られていました。そのため、あえて予定を先延ばしに設定したり、といったことがありました。

結果として、期間が延びてしまったし、そもそもエージェントに任せっきりになっていました。自分からスピーディにアプローチすることができませんでした。

今回入社を決めたのは、エージェントから紹介してもらった会社です。もちろんエージェントに頼ることは全く間違いではありませんが、もっと積極的に探しに行けたとも思っています。

とはいえ、転職活動は先が見えない中で行う精神的につらいものであるため、それ以外の時間に気分転換できることがあったことは良かったと思います。

ゲストハウスの周りの人たちにも支えてもらった感謝もあります。

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③現実は甘くないのにだらけていたから

これがいちばん大きな理由です。

僕は典型的なナマケモノです。だらけグセは直らないし、特に新しく何かを始める時の初動は決まって遅くなります。

今回も、意気揚々と就職活動を始めたものの、すぐに手につかなくなり、めんどくさがって全然進められませんでした。

自己分析はなかなか進ないし、履歴書も職務経歴書もなかなか作り終えない。どれもかなり時間をかけていたと思います。

また、ChatGPTを使い始めたり、いろいろと楽する方法も模索していたのは事実です。

前回の転職活動ではエージェントを使わず、しかも1社受けて内定をもらう超ラッキーな展開だったため、その成功体験も頭にはありました。

自分の性格はなかなか変えられないけれど、スケジュールを立てて、しっかりやることの大切さは強く感じました。

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まとめ

結果として、一社から内定をいただくことができました。

落ちた会社は数知れず。途中でいくつか妥協も重ねましたが、今はとても満足しています。

どのようなプロジェクトにアサインされるか、どのような上司の元で働くかなど、まだ気になる点はあるものの、それはこれから決まっていきます。

入社に備えた準備などは特に言われていませんが、一応コンサルタント職なため、いろいろとビジネス書を読み始めました。

加えて、外国のプロジェクトでもちゃんと活躍できるように英語の勉強も始めました。9月のTOEICも申し込みました。

とはいえ、のんびりもしたいので、引き続き韓国での滞在が続きます。

今の時代は完全リモートで転職活動ができるとても良い時代です。

沖縄や韓国にいられたのも、そういった事情からです。良い時代に生まれたものです。

今はとてもホッとしています。これからは安定した生き方に戻れる嬉しさをじわじわと感じています。

結局これだけやって内定はその一社だけでした。自分はそんなに強くないし、優秀でもありません。これが現実なんでしょう。

フリーランスに挑戦して1年が経ったものの、結局会社員です。そこに落ち目を感じないと言ったら嘘になります。ただ、これも僕の人生。これからの自分に期待して、この選択を成功と思えるよう努力していきたいです。

自分を信じられるのは自分だけ。もっと飛躍できると信じています。

これからの人生をもっと楽しめるように、一旦安定のフィールドに戻って仕事を頑張っていきたいと思います。




僕のことは以下の記事で紹介しています。

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また次回の投稿までお元気で。

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