最近の人生の感想(2020年夏〜秋)

人生は落下であり、僕たちができるのは姿勢コントロールだけだ。どんなに美しい体勢をとったところで、最後にあるのは地面であり、落下という事実だけが残る。


山折りと谷折りの区別がついたときから僕の転落は始まっていた。

ツイッターを辞めたところで人生の意味など分からない。人生を辞めれば人生の意味がわかる気がしてしまう。

嘘をつかない生活に憧れていた。それは厳しい。生を躾けられた機械たちは詰め込まれたエレベーターで摩耗する。

僕たちにはプラネタリウムしか残されていない。夜空の実在は人間には遠すぎる。

世界は冗談ではないと昔の偉い人は歌う。住宅地のアスファルトはそれに反論する。

僕らを結ぶはずの法則たちは、ただ僕らを固定する。蝶つがいをまた1つ発見しては水を飲む。

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