自分の"居場所"
この写真は自分の地元、
新潟県柏崎市の海です。
夕暮れに行くと綺麗な夕日が見れます。
自分が生まれ育った故郷、
帰ってこれる場所、
自分の"居場所"です。
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まだ怪我をする前、横浜での滞在が終わりに差し掛かっているときに書いていた文章がありました。
テーマは自分の"居場所"についてです。
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僕は3週間もの間、横浜にいました。
自分の家も何もありません。
スーツケース1つ持って来ました。
しかし、そこで待っていたのは僕が今まで知らず知らずのうちに積み上げていたたくさんの人との繋がりと恩恵でした。
最初は後輩の家で寝泊まりしようと思っていましたが、フットサルの知り合いが部屋を一部屋貸してくれ、快適な生活を送れました。
他にも、大学時代にずっとバイトをしていたエスタジオ横浜のスクールでコーチとして短期間だけ復帰し、バイトもさせてもらいました。
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また、関東にいるたくさんの知り合いに会って話をしたいという僕の中での公約があったので、昔お世話になっていた人や友人から初対面の人までたくさんの方に会いました。
その度に
「スペインはどうだった?」
とか
「SNSいつも見てるよ」
とか
「応援してるよ」
とか
たくさん声をかけてもらいました。
1年ぶりやもっと長い期間が空いた人でも昔関係があった人が声をかけてきてくれるのはとても嬉しいことです。
僕もその時にたくさんのものを与えてもらったので、今度は僕が少しでも自分が経験したものを伝えて与えられればと思って、たくさんの話したり一緒にフットサルをしたりしました。
それでおあいこになってるかは分からないけど今の自分ができる最大限の恩返しをしていく。
それも公約でありました。
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こんな僕の話を聞いてくれたり、また僕のことをお世話してくれたりした人たちにはほんとに頭が上がりません。
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でも、僕はこれから先そんな人たちにもっと大きな恩返しをして、
「あいつも立派になったな」
「あの時はあんなだったのに」
と、話しながらずっと続いていくような関係を作っていけたらいいなと思っています。
それが自分の持つ財産だと思います。
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地元は新潟だけど、他にも帰る場所があるということ。
僕の動向を気にしてくれている人がいるということ。
今、僕は決してお金があったり、なにかを成し遂げているわけではないけれど、
これが幸せだなと感じました。
結局、自分はみんなに生かされているし
横浜で会った人たちに会わなかったらフットサルを始めてないし、
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スペインでだって日本人のいつも話をする仲間がいなかったら辛くて何もできなかったかもしれない。
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でも、
どこに行こうと
僕の行く先には仲間がいて、
居場所がありました。
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いつも僕の人生は
自分のことを誰も知らない
自分もそこについて何も知らない
ゼロのところに飛び込んでいくことが多い人生です。
大学で横浜に出てきた時も
大学卒業してスペインに行った時も
でも、そこから時間をかけて自分が過ごしていくうちにたくさんのことを知り、たくさんの人と出会い、そしてその場所がいつしか自分の居場所になっていました。
そして、そこには例外なく僕を支えてくれたり助けてくれたりする人たちがいました。
ほんとに恵まれてるなと。
お世話になってる分、その人たちには恩返ししていかなきゃいけない。
でも、今の自分にはお金も影響力もない。
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今の自分にできること。
それは自分の行動とか生きざまで示していくことです。
それしかできません。笑
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だからこそ、自分はその人たちのためにも自分なりの人生を生きていかないといけないと思ってます。
スペインに挑戦したことも、そしてもう一年挑戦することも自分なりの「選択」であり、その選択が自分の成長になり、強さになり、人生になると考えてます。
だから、自分はそれを今年も最大限に体現していきたいと思ってます。
来年さらに大きなものをみんなに与えられるように。
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と、ここまでが怪我をする以前に書いてあったものでした。
今、状況がガラっと変わってしまってスペインに行けなくなってしまい、しまいにはプレーに復帰するのにも半年近くかかってしまう状況。
先日皆さんに改めて報告させてもらいましたがその時に直接でもそうだし、コメントとかでもたくさんの人に
「待ってるよ」
と言ってもらえました。
スペインに行けなくなったことは裏切りではない。
もし、ここで自分がこの状況で全てを放棄してしまうことのほうが裏切りだなって。
これから時間をかけて復帰していくなかで、
またスペインに再挑戦するでも良いし、
違う形になっても良いし、
大切なのは自分の物事を決断するスタンスは変えないこと。
これからの半年でまた色んなことがあるかもしれないけど、
その景色を見た上で自分がしたいこと、向かっていきたい方向を決めていければいいのかなって思います。
悔しいけど凹んではいません。
むしろ、これからスペインに行ってたら経験できなかったことたくさんしていきたい。
その先に新しい自分の道がありそうな気がするので。
皆さん、、
待ってて下さい!
また自分の"居場所"に帰って来ます。
それでは、また!
Hasta luego!!
Footballを通じて人間として成熟する。 これが僕の信条です。 僕は挑戦を続けます。 皆さんと胸を張って向き合えるような立ち振舞いをしていきます。 僕のその姿が、誰かの力になるように。