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天国としての健康へ

この世で一番、いやあの世で一番好きな曲。

(作詞 松本隆  作・編曲 細野晴臣)

この頃すでに、天国オタク👼


1.2.3.4 Go go in the heaven ♪
(ルースターズの大好きな曲♪)


今年もついに最終週なので、2月に発覚した糖尿病をきっかけに始めたこのブログを元に一年を振り返ろうと考えていたのですが(年内はそんな悠長気分になれそうもなく…)

しかし健康って、何でこんなにカッコ悪いんだろう、、、


こんなブログ、誰も読みたくないわけよ(基本自虐)

ツイッターに上げてもドン引きされるのがわかる。
(ヘルシーとか年寄りくさいんでしょうな😅)

でも昨夜もウォーキング中に思ったんだけど…

例えば血糖値を下げるために「お昼にラーメンを食べ過ぎたら20分歩きなさい。それができなかったらスクワットを!」などという話がどうやら本当のことであり、そういうことを知っている人こそ、気鋭の若き学者や医師などではなく、他ならぬご年配の方々、そういう経験を経てきた人生の先輩たちだったということです(老人は親切には教えてくれない😂 こういうことがわかって初めて、初老の仲間入りができるってことか?オレはそこを、自分が気づいたことを言いたくてしょうがないんだけどなぁ)

今から21年前、2002年5月6日(月)、
作家の辺見庸さんの講演を聞きに行ったときに、
(7909日前だ(久々 笑)に、地元の公民館であった)

「人間はチューブ(管)にすぎない」

とおっしゃったのが印象的だったのですが、
それに加えて今年わたしは、

「人間はポンプ(もちろん手動の)にすぎない」

と、知ることができた一年になったわけです。

でもな健康ってやっぱ知的な感じもしないし(本当は究極に知的なのに)


そう考えて、では今まで読んだロックだとかカルチャー、学問の文脈で、そういった生々しい?生態(生体)反応を扱った書籍って何だったろうって、カッコいいじゃん!って自分に言い聞かせる意味で今の今、連想したのは例えば…


セックスが自然のプロセスのなかで特異なのは、「もっと」が「ちょうど」よりいつも「いい」というところだ。生理的・生態的価値というのは、「過ぎたるは及ばざるがごとし」なのが大原則である。つまり「ちょうど」のところが一番よくて、そこを過ぎても、及ばなくてもマイナスになる。酸素の摂取量も、心臓が一回に押し出す血液の量も、「もっと」は「ちょうど」の良さを損ねる。セックスも、「回数」のレベルでは、(人それぞれの)「最適値」というものが存在する。
ここでちょっと簡単なサイバネティックスを議論に持ち込もう。一回のセックスのなかで「直上曲線」(進めば進むほど「もっと」と進みたくなる)が現れるのは…(以下略)

(佐藤良明『ラバーソウルの弾みかた』 ちくま学芸文庫)より引用しました。

「8.ジャニスのオルガズム」より



この本いいんですよー。みんな読んで!
グレゴリー・ベイトソンもこれで知った。
でもちょっと強引だったかも😂
(紹介したいがため?みたく)

とにかく、

何かオシャレじゃないんだよな健康って。


そういう自分こそ、そう思っていた(る)のだし…

分厚い赤身のステーキを食べたら、筋肉隆々になれそうな気がします。
白い脂身たっぷりのとんかつは、お腹に脂肪がつきそうな気がします。
清涼飲料水は液体だから、尿として出てしまえば肥満につながらない気がします。
どれもこれも錯覚です。
私たちが食べたものは、そのままの状態で存在するわけではありません。消化・吸収の過程で分解され、ほかの物質と結びついたり作用し合うことで、口に入るときの栄養素とは別のものが生み出されていきます(中略)
こうした働きを「代謝」と言います。どのような食事をするべきかを考えるときに、代謝は絶対に外すことのできない要素です。
そして、代謝について説明できる学問は「生化学」しかありません。私は生化学が大好きですが、たいていの医者は不得意としているはずです。

(牧田善二『医者が教える食事術2 実践バイブル』ダイヤモンド社 より引用しました)


テレビで話題沸騰?マジか。


何せ突き詰めれば「代謝」についてだからね(何が起こってるか、どういうことかわかるだろ?)

快食・快眠・快便、こそが、
この世の天国だと思う…のに。

健康の豊かさにもランクがあるんですから。

『心地よさの発見』(by 高橋和巳さん )
来年もこれで行きましょう!



今年もついに、

今年はお世話になりました。
来年もよろしくお願いします。

とかやる光景がやって来て…

何この改まり?
何このいう人選ぶ感じ。
何この心理戦みたいの!

こんな変なプレイ、何でみんな普通にできるんだろうと一人ぎこちなく固まる(大人として恥ずかしい)季節を重ねて約40年、まさかと思うことに気づいた。それは…

みんな「一年」「年」を『実体』だと思ってるからなのか~!って。

本当に、生まれてすみません。

なんだけど、


いくらジジイになろうと無理なものは無理。


そもそもだけど会社も、会社文化も諸行無常で昔と変わって大掃除もしなくなったし、納会とかって最後に一杯やるのもすっかり無くなったし。

ところがそれから間もなく、堰を切ったように膨れあがっていく政治献金の余波で、「〇〇先生を励ます会」などの政治家のパーティーの案内状やらホテル関係の仕事がやたらと続き、商売にも追い風が吹きだす。「二、三度飲むようなことは営業でも何でもないですよ。ぼくたちは十年がかりの営業をずっとしてきていますから」と岩見さん夫婦は口を揃える。ここぞと思った相手にはふたりしてとことん尽くし、徹底して献身的といってもよいまでにつきあう。時には相手の趣味や立場を見越して、手漉きの和紙に本人の名刺を刷りこんだオリジナル便箋をプレゼントしたこともある。人当たりもよく、事業家然としないフレキシブルで細やかな営業の極意には、なるほどと感服してしまう。

(瀬戸山 玄『家庭簿 父という男たち』文藝春秋 より引用しました)

政治献金、政治家のパーティー
(1995年初版の本です!)



結婚し、子供も生まれた30代、
適性ゼロでもやってかなきゃな悪あがきで、
どうせならっていう逆張り(元祖か😂)で…

「十年がかりの営業」って言葉にシビレた。

こんな「言葉」で自己洗脳してやってきたけれど…


サラリーマンプレイにはもう、
いいかげん飽きた。


でも、1年前は何も知らなかった糖尿病(からの謎解き)は相変わらずおもろいことが続いていて。

前回からの流れでいうと、まずは「白内障」についてだけど、同じ目の障害でも、いわゆる「し・め・じ」(糖尿病の合併症の頭文字)の「目」でいうところの「糖尿病性網膜症」とは違うわけで、なんだけども今回いろんな本から学んだり、身近な方々の健診結果などを参考にして、自分なりに考えてきた上での直感からすると、糖尿病との関連はどうなっているんだろう?そしてそれは「脂肪肝」についても同様で、そもそも人間のからだってひとつの大きなかたまりであって、そもそもすべては関連しているわけで。


この AGE が皮膚に蓄積すれば、シミやたるみになりますし、血管であれば動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞などの原因にもなります。またこれが脳にたまればアルツハイマー病の原因ともなるのです。
さらに、これが目の水晶体にたまると、白濁を起こす原因となり、白内障を引き起こすのです。この糖化は、糖尿病患者でよく起きます。糖尿病患者では高血糖が続いているので、糖化はつねに起こっていて、AGE が大量に蓄積されます。そもそも、糖尿病の診断基準の1つの「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)は…(以下略)

(深作秀春『白内障の罠 一生「よく見る」ための予防と治療』光文社新書 より)


『視力を失わない生き方』の先生も
「糖質制限」論者だったのか~
(気づくの遅れた!)


つぎ脂肪肝。

「これが重要なことですが、脂肪肝がどうやら動脈硬化の危険因子になるのではないかと直感したこと。脂肪肝と診断された方々で狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患にかかる人が多いとの印象を受けたのです」

「私には、コレステロールよりも血液中の中性脂肪のほうが本当の悪役ではないかと思えてなりませんでした」

「脂肪肝という名称からの連想で脂ものの摂りすぎと誤解されている人が今でも多いのですが、そうではなく、炭水化物(糖質)の摂りすぎから発生するのではないかと考えたのです」

(栗原 毅『「体重2キロ減」で脱出できる メタボリックシンドローム』講談社+α 新書より引用しました)

等々から脂肪肝と内臓脂肪の関係などをけっこう詳しく研究されていく
「第三章 内臓脂肪の正体」は読み応えがあるしとても勉強になりますよ!


2006年初版の本
(だということをよく踏まえて)


おととい新刊書店で、昨日はブックオフでそれぞれ見つけてきた本をご紹介させていただきました。


健康は、実用ではなく、カルチャーだ。


大森靖子さんの、
天国から天獄へ! の動画貼って終わります♪
(またまたエミリオさんお借りしました🙇)





読んでくださった方々、
今年一年、ありがとうございました!

来年もまた、
よろしくお願いいたします🐱
良いお年をお迎えください。

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